北大前北12条駅歯科

北大前北12条駅歯科
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北海道札幌市北区

丁寧な心づかいと的確な速さの診療で
地域の患者さんを迎える

通いやすい環境を整え、幅広い層に対応する「北大前北12条駅歯科」。
2024年5月の開業以来、順調に地域の支持を集めている。

 

歯科医師として最高のタイミングで開院

 

 札幌市街地の1階テナントに開院した「北大前北12条駅歯科」。外観で何より目を引くのが、エントランスの壁に設置されたウォーターカーテンだ。鮮やかなブルーと流れる水の動きには道行く人に歯科医院の存在を知らせる効果があり、診療時間外や休診日にも医院をアピールできる強力な宣伝ツールとなっている。
 院長を務める鈴木一矢先生は、医療系の仕事に興味を持ち、北海道大学歯学部に進学。卒後は北海道大学病院での学びを経て、医局員として勤務したのち開院を果たした。
 「何かの書籍に、歯科医師は7~8年目に成長のピークを迎えると書かれていました。なので、この最高のタイミングで開業しようと考えていました」と鈴木先生。現在も北海道大学病院で客員臨床助教を続けながら、「北大前北12条駅歯科」での診療に力を注いでいる。

 

多くの人が安心して通えるように

 

 医院が位置するのは札幌駅にほど近い地下鉄北12条駅から徒歩1分の場所で、医院名のとおり北海道大学病院は目と鼻の先。ここを選んだ理由は、交通が便利で多くの人が通院しやすいことと、周辺に学校があって多様な人が住んでいることに加え、難症例の患者さんがいた場合に大学病院に紹介しやすいからだという。
 院内はバリアフリーが徹底され、車いすで出入りがしやすいように待合室と診療室の間の段差を無くしている。さらに、ユニットには柔軟なポジショニングが可能なカートタイプを採用することで、車いすで診療ブースに入りやすくしているなど、細かなところまで配慮されている。
 ちなみに院内に導入されているユニットは「イオム アクア」である。
 「給水管路洗浄システムにより、配管内のバイオフィルム付着を防げるところが決め手になりました。患者さんの安心感につながりますし、洗浄液のタンクが見えて、かつデザインも洗練されていて、清潔感を視覚的に伝えられる点も良いですね」と、水の衛生性への工夫を評価している。

 

患者さんのストレスを減らすため
診療では速さを心がける

 

 鈴木先生は“速い・高い・上手い”技術の提供をモットーに、日々診療にあたっている。その中でもFacebook創業者であるマーク・ザッカーバーグの 言葉「Done is better than perfect.(完璧を目指すよりまず終わらせろ)」に感銘を受けて速さを重視し、治療にかける時間を短縮することで患者さんの負担軽減に努めているそうだ。
 「治療にもたつけば患者さんを不安にさせてしまいますし、口を開けている時間が短ければ患者さんのストレスが減ります。治療後に、もう終わったのと言われることも多いですね」
 また、効率化を図れれば1日に診られる患者さんの増加にもつながるなど、メリットは大きいと考えている。

 

 

信頼獲得のカギは手厚いコミュニケーション

 

 開業からまだ間もないが、医院には日々たくさんの患者さんが来院する。好立地と優れた技術力で患者さんを広く受け入れつつ、難症例にもスムーズに対応できる態勢で、地域にとって早くも心強い存在となっていることがうかがえる。しかし話を聞くと、患者さんを引きつけるカギは、それだけではないようだ。
 鈴木先生は資格取得を趣味としていて、歯科関連にとどまらず小型船舶免許2級や登録販売者資格などを取得。
さまざまな分野に精通することで話題の引き出しが増え、コミュニケーションに役立っているという。会話が充実すると不安が払拭され、安心や信頼感が生まれる。それが患者さんの数にも表れているのだろう。
 今後はユニットを増設し、より多くの患者さんを迎えられる医院の構築を計画している。大学病院と連携しながら地域に根差した医院として、鈴木先生の活躍はこれからも続いていく。