充実の環境で予防と治療を推進
皆がハッピーになる歯科医院を目指す
十勝地域の人々の口腔と健康を守るべく開業した「竹田歯科クリニック」。
開業から10年の時を経てなお、スタッフ一丸でその取り組みを加速している。
定期的かつ長期に渡って口腔を管理するべく開業
北海道東部の帯広市を中心とする十勝地域は、自然豊かながら都市部には商業施設が充実し住みやすい場所である。そんな地域に属する音更町に「竹田歯科クリニック」がある。
院長を務める竹田智郎先生は、開業の経緯をこう語る。
「大学卒業後に付属病院で口腔病理に携わり、口腔疾患には必ず原因があることを学びました。その後、総合病院でさまざまな臨床を経験しました。十勝地域は子どものう蝕も成人の歯周病も多く、人口に対するインプラント埋入数の割合が日本一高いと言われています。日々、歯を失った多くの患者さんと接するうちに、メインテナンスや予防の重要性を強く意識するようになり、予防と治療の両輪で長期にわたり口腔を管理できる歯科医院を作りたいと考えました」
思い描く歯科医院を実現するために、志をともにする仲間と診療に取り組むべく2013年に開業。その後、地域の患者さんの信頼を集めつつ段階的に医院を拡充していき、2024年1月に大規模な増築を行った。
製品と担当者を信頼してジーシーを選択
「竹田歯科クリニック」では開業時からジーシー製品を多く採用している。
「限られた予算をいかに配分するか熱心に相談に乗ってくれました」と、開業当時を振り返る竹田先生。
「ジーシーのユニットは故障が少なく、本当にコスパがいいですね。万一故障したとしても、担当者が迅速に対応してくれるので安心です」
最初3台だったユニットは患者数の増加に伴い増設を重ね、今回の増築で11台に。竹田先生のジーシー製品と担当者への信頼はなおも厚く、新たなユニットにはイオム アクアを採用した。
スタッフの定着率が高まり本来の業務に集中できるように
竹田先生はスタッフの増員にも努めてきた。2024年4月現在、スタッフは総勢33名に上る。過去には採用に苦戦したこともあったそうだが、理念の共有や、先輩スタッフが新人スタッフを3年間お世話する“お姉さん制度”の導入、スタッフの裁量を大きくする、といった取り組みにより、定着率を高めていった。
「以前は私が細かいところまでチェックしていたのですが、器材の選定、採用など多岐にわたる事柄をスタッフに任せるようにしたところ、皆が主体的に仕事に取り組んでくれるようになりました。今回の増築でレイアウトを考案したのも、歯科衛生士をはじめとするスタッフたちです」
スタッフの定着率が高まったことで、竹田先生は本来の業務に集中できるようになったという。
「診療はもちろんですが、医院や歯科の未来を考える時間ができ、さまざまな施策を打てるようになりました。例えば、2023年には診療時間を1時間短縮するとともに完全週休2日制にしました。30名超のスタッフがいるのでシフト制で週7日の診療も可能なのですが、働くときは皆で働き、休むときも皆で休めばメリハリがつきます。いつもスタッフが揃っているので、問題が生じた際にもすぐ皆で相談できるという利点もあります。今の体制がベストですね」
目指すはスタッフと患者さんの幸せ
風通しの良い雰囲気で、スタッフが主体的に活躍する「竹田歯科クリニック」では、現にスタッフ主導のプロジェクトがいくつも進んでいるという。来院を検討中の患者さんに医院の雰囲気を知ってもらえるようInstagram、Facebook、YouTubeなどで行っている積極的なアピールもそのひとつだ。十勝地域に予防や治療をもっと普及させていくために、情報発信にも余念がない。
「スタッフが楽しく働けて、患者さんにも喜んでもらえる、皆がハッピーになる歯科医院を目指しています」
チームで力を合わせて、地域の人々の口腔と健康を守っていく。「竹田歯科クリニック」の活躍は、これからも多くの幸せを育んでいくことだろう。