医療法人 俊慈会 サトウ歯科 デンタルインプラントセンター大阪

医療法人 俊慈会 サトウ歯科 デンタルインプラントセンター大阪
大阪府大阪市鶴見区放出東

自らが受けたい治療を提供する
世界を見据える進化と挑戦

デザイン性と機能性を両立した環境で患者さんを迎える「サトウ歯科」。
スタディーグループの代表も務め、歯科医療の向上に尽力する先生が目指すものとは

 

 

たゆまぬ研鑽から生まれた医院

 

 「サトウ歯科デンタルインプラントセンター大阪」は、京橋に近く、住みやすい場所として人気の放出はなてんエリアの駅近くにある。
 理事長の佐藤琢也先生は、大阪歯科大学卒業後に、大阪大学大学院を経て博士号を取得。その後、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)への留学でインプラントを中心に学び、帰国後、お父様の歯科医院が区画整理により建て替えとなったタイミングで医院を引き継ぎ、いまに至る。また、大阪大学大学院時代に創設したスタディーグループ・ClubGPの代表として、包括的な知識と科学的根拠に基づいた手技の確立を目標に精力的な活動を続けており、「サトウ歯科」の2階にはこのClubGPの研修室も設けられている。

 

 

カウンセリングスペース付きの診療ブースという工夫

 

 院内の作りは吹き抜けの高い天井により開放感がある。歯科に特化した業者ではなく、様々な業種を手掛ける設計士に依頼し、高級感がありながら親 しみやすい医院にしたという。
 診療空間で佐藤先生がもっともこだわったのが、診療ブースにカウンセリングスペースを併設しているところだ。
 「患者さんは、ユニットに座ったままだと落ち着けないため話をしても理解しにくく、かといってカウンセリングルームのような個室で一対一でというのも緊張するでしょう。そこで、すべての診療ブース内にカウンセリング用の机と椅子を設けることで、リラックスしてコミュニケーションできると考えました」

 

 

ユニット選定の3つの理由

 

 「サトウ歯科」は2024年11月に全面改装しており、その際にほとんどのユニットを「イオム アクア」に替えた。理由として佐藤先生は以下の3点を挙げている。1つ目はデザイン性。設計上医院の中央部にユニットが配置されることもあり、そのデザインは医院全体のイメージにつながる。「イオム アクア」は清潔感があり、イメージ作りに適していると判断した。2つ目は操作性。カウンセリング用の机と椅子を置いた診療ブースはスペースが限られることになるが、「イオム アクア」はアシスタントユニットアームのポジショニングの柔軟性が高く、省スペースでありながら操作しやすい点がマッチした。そして3つ目は担当者のフットワークの良さ。製品の性能は重要だが、担当者の人柄や対応力も同じように重要だと、佐藤先生は強調する。

 

 

たどり着いた医院の理想像

 

 日々の診療の面では、経営者なども多く居を構える地域ということが影響してか、来院者には先進的な治療を求める方が少なくない。とりわけ佐藤先生の評判を聞いて来る患者さんが後を絶たず、手術は3ヵ月待ちの状態だそうだ。しかし佐藤先生は、ありがたいという想いはありながら、組織としては問題だと認識している。
 「いま歯科医師は私以外に3人いますが、誰が治療に携わっても結果は同じだと患者さんに認めてもらうことが重要で、これが当院の当面の目標です」
 19年前に医院をお父様から引き継いで以来、自分たちがあるべき姿を模索してきた佐藤先生。様々な蔵書を読み漁り、知見をかき集め、結果行き着いた答えはきわめてシンプルだった。
 「一周回って、自分が受けたい治療を提供する医院になろうということになりました。自分が受けるとなると、衛生面、痛くない治療、丁寧な説明、すべてにおいて厳しくなるはずです」

 

 

仲間たちと世界に発信を終わりなき挑戦

 

 スタディーグループ・Club GPの代表として、皆で技術を高め合いながら研鑽を重ねている佐藤先生。留学などにより世界の歯科医療を肌で感じてきた経験から、日本の歯科医師の世界での地位をもっと上げたいとも考えている。
 「日本の歯科医師は優秀ですが、世界へ発信する機会が少なかったかもしれません。勉強会の仲間と研鑽し、欧米の学会でも発表できるような臨床例を蓄積していきたいです」
 患者さんと向き合って全力で診療に勤しみながら、一方で世界も見据える。佐藤先生と「サトウ歯科」の高潔な意志がひしひしと伝わってきた。