患者さんのために上質を追い求めて
九州でカリスマ的歯科医院のひとつに間違いなく選ばれるのが福岡市天神の「歯科・林 美穂医院」だ。
院長の林 美穂先生を含めて歯科医師3名、歯科衛生士5名、受付2名の女性スタッフだけの歯科医院である。
自分がされて嬉しいと思うこと
身なコンサルテーションを経た上での丁寧な治療。歯科医療を気持ち良く受けていただきたいという上質の接遇は、多くの患者さんに支持され医院のファン層は男女を問わず拡大し続けている。
「常に自分が患者さんだったらと考えます。患者さんは多くの歯科医院からここを選んで来てくださるので、自分たちができる限りのことを提供して、来て良かったと思える歯科医院にしたいのです」と林 美穂先生。
歯科は医科と異なり患者さんと長く付き合うことが多い。それだからこそ、毎回の来院が楽しみになるようにしたいと語られる。
※ラウンジと待合室との天井には中国人画家・江源の絵画が飾られている。「患者さんは診療前後に、スタッフは診療の合間に絵を見ることで心が落ち着くんですよ」と林先生。
上質な治療を求め続けて
林 美穂先生が最も大切にされるのは治療の質である。「プロビジョナルひとつでも手を抜かず、最終的にもっときれいになるから頑張ろうと、患者さんの意欲を引き出すように心掛けます」。ごまかしはきかない。そのためにも自分たちも意欲をもって研鑽を積まないといけないとも語られる。
昨年11月にユニット3台をイオムレガロに切り替えられた。「使いやすさはもちろんですが、座り心地の良さで患者さんにやさしく快適。質の高い治療を行うためには、優れた器材は欠かせません」。
「歯科・林 美穂医院」のコンセプトである上質は医院空間にも表現されている。気の流れを考えた空間はアーチ動線で人を優しく包む。待合室とラウンジの天井には絵画が埋め込まれている。
「歯といえども、歯科医院は患者さんが病を抱えてこられる場所です。そのためにも、患者さんにとって上質の治療、気持ち良くおもてなしする空間が必要だと思います。ここに来ることすべてが癒しになる、そんな歯科医院でありたいですね」
自分の治療には責任を持つ
歯科医院として確かなポジションを築いてきた「歯科・林 美穂医院」。でも、林 美穂先生は先のことも見つめている。
「31歳で開業してここまできました。開業当初からの患者さんの中には高齢で来られなくなった方もいらっしゃいます。ですから、近い将来には来院できなくなった患者さんを訪問して口腔ケアをしたい。開業から来ていただいた方々は、当時未熟な私を頼ってくださり勉強もさせてくださった患者さんです。少しでも恩返しできればと考えています」
自分が行った治療には責任を持つ。そんな想いが林 美穂先生には強くある。来てくれる患者さんに感動を与え、来院できなくなった患者さんにも次の人生をサポートする。「歯科・林 美穂医院」の新たな活動が始まりそうだ。