相馬歯科医院

相馬歯科医院
神奈川県伊勢原市

人にやさしくモダンでハイセンスとことん居心地のよい歯科医院

首都圏のベッドタウンとして地域再開発が進む伊勢原市東部の愛甲石田地区。
地域住民の健康を支えてきた歯科医院が姿を一新して移転開業した。

 

開放的でハイセンスな歯科医院

 

 広い敷地と目を見張るほどセンスの良い歯科医院。院内に入ると、ゆったりした待合室、シンプルでモダンな受付、中庭まで一体空間のような開放的な診療室、どこを見ても素晴らしい。
 神奈川県中央部にある伊勢原市で、厚木市に接する愛甲石田地区の一角に建つ「相馬歯科医院」は2016年5月に移転開業した。「移転前の医院は父が院長でした。私たちが受け継ぐということで、そこからほど近いこの地に移転し建物も一新しました」と院長の相馬 晋先生。
 新しい医院は副院長で奥様の相馬 優子先生とともに、歯科衛生士3名、アシスタント2名で構成される。
 「信頼のある設計士さんにお願いしましたので、本当に驚くほど素晴らしい歯科医院になりました。患者さんもリラックスできると好評です。それ以上にすごく診療しやすい空間で、私たちも毎日の診療が楽しいんです」
 清潔な診療室は半個室の一般診療室が3ブースと手術もできる完全個室が用意されている。ユニットにはイオムレガロ、X線室にはプランメカ社のプロマックス3D Plusを備える。

めざすところは予防歯科中心の歯科医院

 

 建物は理想的な形が完成したので、これからは内容の充実だという。
 「前医院からの患者さんも引き続き来院されますが、これからは健康な歯を守るケア中心の歯科医院にしていきたいと考えています。そのためにも、患者さんにはご自身の口腔内に関心を持ってもらうために細菌検査をお願いしています。口腔内の状態やリスクをまとめた冊子をつくって説明して、お渡ししています」
 細菌検査は必須ではないが、患者さんの負担が少ないように行うので、ほとんどの患者さんが受けてくれるという。
 「治療中心では患者さんは治ったと思ったら来なくなり、また悪くして来院するという繰り返しです。どんなに良い治療をしても、自分の歯の健康を維持していくことが一番ですので、今後は予防歯科中心の医院として確立していきたいのです」
 「相馬歯科医院」に来院されたことを後悔してほしくない、治療も充分に納得して受けてもらいたい。そのためにも歯の大切さ、自分の口腔内の状態をしっかり認識していただくことが大切だと強調される。

歯の大切さをしっかり伝えたい

 

 相馬先生は大学では薬理専攻で基礎を学ばれてきた。卒業後は学生たちに教える道も考えていたという。
 「実家の都合もあり開業医として戻りましたが、もともと人に教えるのが好きなので、これからは患者さんに歯の大切さや健康維持などをしっかり伝えていきたいですね。情報社会なので患者さんもそれなりに歯科の情報を調べてきたりしますが、本当に大切なところはまだ知識不足です。だからこそ、患者さんの立場で予防の大切さをしっかり伝えて、歯科医院をより身近に感じて欲しいのです」
 お話好きでとてもフランクな相馬先生。予防歯科・メインテナンス中心の歯科医院としての姿も、そう遠いことではないように感じる。