2/コンポジットレジン修復のトラブルシューティングの主となる原因がどこにあるかを考えてみたい。大きく分けると、これらトラブルは接着処理に問題がある場合と、充塡時の技術的な問題に起因するトラブルとに分類される。いいだ歯科医院 飯田 真也CR修復後に経験するトラブルは多々あるが、経験の浅い先生方がよく遭遇するトラブルを列記すると概ね以下の内容が考えられる(表1)。 前述したように各種トラブルは、さまざまな問題が積み重なって生じるわけだが、そ・術後に知覚過敏が生じる・術後疼痛が長引く・術後に脱離してしまう・歯との色調が調和しない・術後に褐線が生じてしまう・…咬合調整によって形態付与したCRが失われるはじめに接着技術と材料の進歩によって、コンポジットレジン(以下CR)修復が今再び注目されている。CR修復は、歯質削除量が少ないだけでなく、即日で治療が完了するという直接修復法の利点が最大限に発揮される治療法であり患者利益も大きい。従来、間接修復法を第一選択としていた症例であっても、近年ではCR修復を選択される術者も多いのではないだろうか? しかしCR修復後に予期せぬトラブルに見舞われた経験はないだろうか? かくいう私も経験の浅い頃にはそのような予期せぬ事態が起こり悩まされたものであった。トラブルの原因は単一ではなく、さまざまな事象が重なりあった結果として生じていることが多い。今回そのようなトラブルを起こさないためにはどのような点に注意すべきか? といったところにフォーカスをあてて解説させていただく。表1 CR修復で遭遇するトラブル分類とその原因不快症状のトラブル色調や形態のトラブル接着処理が原因充塡操作が原因CR修復の代表的なトラブル例 コンポジットレジン修復のトラブルシューティング
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