サイトランスグラニュールセミナー「上顎洞底挙上術を成功に導くために」

所在地

日本

大阪
株式会社ジーシー 大阪支店セミナールーム

開始日/終了日
-
フォーマット
地区開催セミナー
定員
30名
開催場所
近畿・北陸
参加登録料

友の会歯科医師会員の方・・・2,200円
友の会会員以外の方・・・11,000円

概要説明

説明

~インプラント適用が認められた骨補填材「サイトランス グラニュール」を用いて~

 

お申込・お問い合わせ先

大阪支店 TEL 06-4790-7333 FAX 06-6947-8880

 

フリースペース 1

 

小林 文夫 先生

近年上顎洞底挙上術は確立された上顎洞内への骨造成法である。 一般的にはCrestal approach 法、lateral approach 法に分類される がCrestal approach 法は簡便な器具が採用されることで様々なト ラブルが発生している。Crestal approach 法は上顎洞を直視しない 盲目的手術であり、医科にはこのような盲目的手術は存在しない。 本来上顎洞底挙上術は上顎洞の解剖・生理を理解した上で行われ る手術である。しかしながら問題はトラブルに際して上顎洞への 開洞処置を出来ない臨床医が増加していることである。そのため に上顎洞底挙上術のトラブルは減少傾向にはない。更にlateral approach 法においてもトラブルは著しく減少したわけではない。 上顎洞底挙上術のトラブルはインプラント体の脱落、インプラ ント体の洞内迷入、骨造成不良、骨補填材の漏出、洞内外出血、 感染による上顎洞炎等が挙げられる。これらの原因は上顎洞周辺 のOMCを中心とした解剖の診断ミス、上顎洞底に近接した残存 歯の根尖病巣、正しい手術手技を習得していないこと等が挙げら れる。 骨補填材については1996 年Sinus consensus conference にて 1007 症例の上顎洞内移植で3年以上機能しているインプラントは 90%である報告があった。その中で骨補填材に関していずれかの 骨補填材については有意差ないと報告されている。しかしながら 近年骨補填材による様々な問題が引き起こされている。また Onlay graft であるGBR についても歯槽骨の吸収、清掃不良によ りインプラント周囲炎を引き起こしている症例が散見される。 臨床医は骨補填材について再考の時期に来ているのではないか? 今回は上顎洞底挙上術を成功に導くためのポイントと現在骨補 填材に何が求められているのかについて述べてみたい。

 

講演者・講師

小林 文夫 先生

対象者
歯科医師