本発表では、高濃度の清掃剤を配合したルシェロ歯みがきペースト ホワイトプレミアムケアは、歯面の着色を効率的に除去し，歯を本来の色に近づける優れた歯磨剤であることが 臨床での評価結果によって示唆されました。

本発表では、透明シリコーン印象材であるエクザクリアは、厚みがあっても高い透過性を備えており、光をよく通すことが示唆されました。

この発表は、セラスマート270を用いてヒト抜去臼歯の咬合面にベニア修復した際の材料の厚みとセメント層の厚みの影響を評価したもので、セラスマート 270はそれ自体の厚みにもセメント層の厚みにも影響を受けず、高い耐荷重を示しました。

本発表では、イニシャル LiSi（リジ）ブロックは、繰り返し荷重試験で高い耐久性を示し、信頼性が高いことが示されました。

本発表では、ジーセムONE EMは前処理として「G-プレミオ ボンド」もしくは「ジーセム ONE 接着強化プライマー」のいずれを適用した場合でも、安定したせん断接着強度が得られることが示されました。どちらの前処理材も臨床的信頼性を提供できる好ましい選択肢であると考えられます。

この文献では、イニシャル LiSi（リジ）ブロックは研磨処理後の表面粗さが小さく、高い表面光沢性を示したと記載されています。

この文献では、セラスマート 270 の破壊強度はintact molar(今まで治療を行っていない臼歯)と同等であることが示されています。

また、ハイブリッドレジンブロックはセラミックスより歯質に近い弾性率を示すため、CAD/CAMエンドクラウンにより適した材料であると記載されています。

本発表では、ルシェロホワイトシリーズで使用している「Lime粒子」は、配合量の増加に伴ってステイン除去性は向上する一方で、配合量を増加しても歯（象牙質）に対する侵襲は低いままであることが示唆されました。

NEX MTAセメントを用いて直接覆髄をすると、原生象牙質と同様の修復象牙質の形成が誘導される可能性があることが示されました。

亜鉛イオンを含む“BioUnionフィラー”を配合したグラスアイオノマーセメントであるケアダインレストアを用いた修復では、MMP(マトリックスメタロプロテアーゼ：コラーゲン、細胞外マトリックスを分解する酵素群)の活性を低下させ、リーケージを抑制する結果となりました。亜鉛イオンを含むグラスアイオノマーセメントは、酵素分解を受けやすい象牙質の病変部の修復に適している可能性があると結論付けられています。

“BioUnionフィラー”を配合したグラスアイオノマーセメントであるケアダインレストアは、修復物に隣接する歯の表面硬さが高く、摩耗量が少ないことが示されました。

本発表では、弱アルカリ性美白歯磨剤であるルシェロ歯みがきペーストホワイトは、ホワイトニング後の歯面の白さをキープする性能が高く「後戻り」を予防する歯磨剤であることが示唆されました。

ファイバーポストの合着にジーセムONE EMを用い、プッシュアウト接着強度を測定したところ、6 か月水中浸漬後も高い接着強度が示されました。

G2-ボンド　ユニバーサルを使用したクラス II のコンポジット修復はマイクロリーケージが少なく、より信頼性が高い耐久性のある修復が可能であることが示唆されました。 また、リン酸エッチング（セレクティブエッチングおよびエッチングアンドリンス）により、さらにマイクロリーケージが減少するデータが得られました。

フジII LCは、高い曲げ強度、破壊靱性、および、引張強さを備えていることがわかりました。 また、口腔内環境を想定した水中保管後も、レジン強化型グラスアイオノマーセメントである フジII LCの機械的特性には影響がありませんでした。

高密度化された微細な結晶を持つイニシャル LiSi（リジ）ブロックは、ミリング加工および研磨後のマイクロクラックの数が少ないことが示されました。この特性により、破折のリスクが低く、より確実な修復が可能となります。

この症例報告では、ジーセムONE EM, G-プレミオ ボンドを併用することで、機械的保持力が期待しにくい症例においても信頼性の高い修復が成功したことが示されました。

本発表では、CPP-ACP(カゼインホスオペプチド-非晶質リン酸カルシウム)を配合したMI ペースト製品は、脱灰抑制と再石灰化促進し、う蝕予防の効果が期待されることが示唆されました。

本発表では、シラン処理材をフィラー全面にコーティングする「FSCテクノロジー」を採用し、ナノサイズのフィラーが高密度に充塡されたセラスマート 270は、高い曲げ強度と破壊エネルギー値を示しました。これらの特性は、加工中のチッピングを抑制し、咬合力に対する耐荷重の向上が期待され、より信頼性の高い修復を可能とします。

ジーセムONE EMとG-プレミオ ボンドの組み合わせにより、象牙質及びエナメル質に対して、サーマルサイクル試験10,000回後も安定した接着強度が示されました。