2023 AADOCR/CADR Annual Meeting (Portland, Oregon) Final Presentation ID: 0284
本研究では、イヌの裂開型の3壁性骨欠損モデルにおいて、骨の無機成分と同じ組成である炭酸アパタイトを主成分とする骨補填材 “サイトランス グラニュール” と、骨再生に適した吸収特性を持つメンブレン “サイトランス エラシールド” を併用することで良好な骨形成が確認されました。
2023 AADOCR/CADR Annual Meeting (Portland, Oregon) Final Presentation ID: 0284
本研究では、イヌの裂開型の3壁性骨欠損モデルにおいて、骨の無機成分と同じ組成である炭酸アパタイトを主成分とする骨補填材 “サイトランス グラニュール” と、骨再生に適した吸収特性を持つメンブレン “サイトランス エラシールド” を併用することで良好な骨形成が確認されました。
Dental Materials Journal, 10.4012/dmj.2022-040.
炭酸アパタイト骨補填材(サイトランス グラニュール)の填入により、抜歯窩の治癒が促進されることが示されています。これは炭酸アパタイトで満たされた抜歯窩周囲に間葉系幹細胞が集積し、VEGFやIGF-1などの成長因子を産生して治癒に関与するためと示唆されています。※オープンジャーナルのため閲覧可能です。
2022 IADR/APR General Session (Virtual) Final Presentation ID: 0163
サイトランスグラニュールは、インプラント周囲の骨欠損において高い骨再生能を有することが示されました。
2022 IADR/APR General Session (Virtual) Final Presentation ID: 0334
炭酸アパタイト骨補填材が抜歯窩の骨形成と軟組織の治癒を促進することが示唆されています。特に動物実験から治癒に関与する間葉系幹細胞(MSC)の集積が見られること、およびin vitro実験からはMSCとの共培養でIGF-1、VEGFといった治癒を促進する成長因子の発現が増えると報告されています。
Regen Ther. 2022 Jun 21;21:104-113.
デンタルダイヤモンド 2022年4月号
本稿では、「いままで骨補塡材に縁がなかった」、「何となくハードルが高い」と思っていた先生方に向けて、骨補塡材を使うことがインプラント治療や審美治療に付随した特殊な手技ではなく、「日常臨床でも使える」、「抜歯後の一手間で骨を守れる」ものであることが紹介されています。ここで示された症例のように抜歯後の顎堤吸収をうまくコントロールできた際には、その後の治療の幅も大きく広がると論じられています。
Int J Implant Dent. 2022 Mar 7;8(1):11.
本論文では動物を用いた抜歯窩治癒モデルにおいて、炭酸アパタイト製骨補填材が軟組織治癒を早め、粘膜の瘢痕形成がなかったと報告しています。 in vitro試験結果と総合して、炭酸アパタイト骨補填材は線維芽細胞に作用してコラーゲン線維を発現させ、結合組織の治癒を有意に促進すると考察されています。
J Periodontal Res. 2022 Feb 25. doi: 10.1111/jre.12980. Online ahead of print.
L-ラクチド‐εカプロラクトン共重合体からなる吸収性GBRメンブレンの細菌接着、透過性に関する評価の論文。同材料は口腔内細菌の付着が少なく、かつ、透過もブロックしたことから、組織再生治療において膜が露出してしまっても良好な結果に貢献しうると論じられています。
Materials 2021; 14: 5760
炭酸アパタイト骨補填材の臨床試験に関する論文。サイナスリフト二回法症例でインプラント埋入時の生検組織学的評価等結果とインプラント3年予後(成功率・生存率)が報告されています。
※本論文はサイトランス® グラニュール発売に先立ち、同製品の薬事承認申請のために行なった臨床治験およびその後の経過について論じられたものです。
Journal of Dental Sciences, in press https://doi.org/10.1016/j.jds.2021.08.015
合成ポリマーであるL-ラクチド‐εカプロラクトン共重合体からなる吸収性GBRメンブレンを初めてヒトで用いた特定臨床研究の論文。全5例で不可逆な有害事象が無く、良好な骨形成とインプラントの固定が見られたと報告されています。
※本論文はサイトランス® エラシールド発売に先立ち、特定臨床研究として行なった内容について論じられたものです。
Materials 2021, 14(16), 4457
炭酸アパタイト骨補填材を自家骨と比較した基礎研究論文。破骨前駆細胞培養実験およびラット抜歯窩充填モデル実験を通じて炭酸アパタイトが自家骨同様に吸収され骨に置換されていく過程が論じられています。
Sci Technol Adv Mater. 2021;22(1):683-694.
炭酸アパタイト人工骨の創製に関するレビュー論文。生体骨はハイドロキシアパタイトではなく炭酸アパタイトであり、破骨細胞に吸収され、かつ、骨芽細胞の分化を促進することが述べられています。そしてこれにより炭酸アパタイト人工骨は高い骨伝導性が実現されていること他を紹介しています。
Int J Oral Maxillofac Implants. 2021;36(3):574-580
炭酸アパタイト骨補填材を自家骨と比較した基礎研究論文。破骨前駆細胞培養実験およびラット抜歯窩充填モデル実験を通じて炭酸アパタイトが自家骨同様に吸収され骨に置換されていく過程が論じられています。
Int J Implant Dent. 2021;7:24
第68回国際歯科研究学会日本部会(JADR)学術大会
Dental Materials. 2020;36(5):626
合成ポリマーであるL-ラクチド‐εカプロラクトン共重合体からなる吸収性GBRメンブレンの物性、生体親和性、吸収期間、GBR動物実験モデル試験に関する評価が報告されています。
J Periodontal Implant Sci. 2019;49(6):382-396
J Oral Maxillofac Surg. 2019 May;77(5):985.e1-985.e11