定員
Dr.30名
開催場所
東北
参加登録料
・・・3,150円
概要説明
お申込・お問い合わせ先
東北営業所 TEL 022-283-1751 FAX 022-283-1750
吉田 直人 先生
1965年Songnase,Goldman, Stern らはヒトの抜去歯にルビーレーザーを照射し、エナメル質に耐酸性が生じていることを報告し、齲蝕予防の立場からレーザーの有用性が認識されてから、口腔外科におけるレーザーメス、窩洞形成、除痛効果、断髄など、多方面にわたって研究がなされてきた。 レーザーが歯科へ応用されて50年になろうとしているが、社会保障制度のい関係上、我国での歯科治療への活用は甚だ遅れている。しかし、他科においてはレーザー治療が内視鏡の開発に伴って血管内のコレステロールを除去するところまで進歩しており、今やレーザーは医療に欠かせない存在になっている。 必要最小限の侵襲による治療Minimal Intervention の患者要望が高まる中で、欧米諸国ではレーザー歯科治療の進展が多気宇、歯周疾患のレーザー治療として Lanap 治療が大きな侵襲を伴うFlap operation と同じ治療効果を得ることが実証されてきた。 私は顎関節疾患による疼痛緩和、象牙質知覚過敏などにソフトレーザーを使用して35年、高出力レーザーは1992年に日本に初めて輸入されたフランス製のCO2レーザー(Lasersat)を診療に導入して以来、国内外の多機種のレーザーを、あらゆる症例に応用し、医院経営の戦略としてきた。 この間、レーザーをこれから導入したい先生方から、既に使用している先生までを対象にした「レーザーの歯科治療への応用」に関するセミナーの講師として沖縄から北海道まで講演してきた。そこで感じたことは、高額な機器を導入したにもかかわらず、臨床に充分活用していないことだ。 最近のレーザーはHotレーザーから熱を発生しない人に優しいColdレーザー、Healingレーザーへの考え方も進展し、疼痛緩和、治癒促進を目的とした機材装置が開発され、QOLの立場からも歯科治療におけるレーザー治療は今後ますます患者の要望が高まる傾向にある。 今回のセミナーでレーザー治療の現状と将来への展望が理解できると確信する。
講演者・講師
吉田 直人 先生
対象者
歯科医師