「日本歯科技工学会第36回学術大会」が開催されました

  9月20日(土)・21日(日)の両日にわたり、北海道・北海道大学学術交流会館にて、「日本歯科技工学会第36回学術大会」が開催されました。今回は、「匠とサイエンス」をテーマに、800名を超える参加登録があり大変盛会でした。
  学術大会は、基調講演、特別講演、教育講演、企画シンポジウムI・II、認定士講習会、ポスター発表74題、テーブルクリニック5題、デモンストレーション5題、テクニカルコンテスト他があり、大変多彩な内容でした。
  大会長は北海道大学大学院歯学研究科口腔医学専攻口腔機能学講座口腔機能補綴学教室教授 横山敦郎先生でした。

  特別講演は、大会長の北海道大学大学院歯学研究科口腔医学専攻口腔機能学講座口腔機能補綴学教室教授 横山敦郎先生を座長として、北海道医療大学歯学部口腔機能修復・再建学系クラウンブリッジ・インプラント補綴学分野教授 越智守生先生を講師に「インプラント治療における補綴装置の重要性」という演題にて講演されました。

  基調講演は、日本歯科技工学会会長の齊木好太郎先生を座長として、北海道大学大学院歯学研究科口腔医学専攻口腔機能学講座口腔機能補綴学教室教授 横山敦郎先生を講師に「匠とサイエンス」という演題にて講演されました。

  企画シンポジウムIは、日本歯科技工学会理事 二川浩樹先生を座長として、有限会社コンプリートプロテーゼ 松平浩先生を講師に「The technique within reason」という演題にて、デンタルバイオビジョン株式会社 辻貴裕先生を講師に「デジタルデンタルテクノロジーを活かしたインプラント技工」という演題にて講演されました。
  企画シンポジウムIIは、日本歯科技工学会副会長 末瀬一彦先生を座長として、株式会社札幌デンタル・ラボラトリー 垂水良悦先生を講師に「複数のCAD/CAM装置の連携とジルコニアの材料的留意点」という演題にて、株式会社歯の工房 須山容明先生を講師に「CAD/CAM装置を使用した各種マテリアルと審美補綴」という演題にて、ティー・エー・シー デントフィールド 吉澤琢真先生を講師に「作業時間の短縮と審美・機能について」という演題にてそれぞれ講演されました。

  教育講演は、北海道歯科技術専門学校 岩崎佳治先生を座長として、北海道大学大学院工学研究院人間機械システムデザイン部門バイオ・ロボティクス分野准教授 東藤正浩先生を講師に「ものづくりを支える工学技術と技能教育」という演題にて、講演されました。

  メーカー賛助によるデモンストレーションでは、Hills Dental Lab 山梨将弘先生より「Initialを用いたシェードガイド3Dマスターへのアプローチ」の演題にて、Feld Dental Art野田和宏先生より「保険用硬質レジンDia?Na知っておきたい特徴と操作方法」の演題にて、講演及びデモを行っていただきました。

  テーブルクリニックでは、札幌デンタル・ラボラトリー 植田歩先生より「CAD/CAMによるハイブリッドレジンブロックを用いた歯冠修復物の製作」の演題にて、弊社製品に関するご講演をいただきました。

  ポスター発表においては、日本大学歯学部歯科理工学講座准教授 廣瀬英晴先生より「石膏系急速加熱型(11、15分)埋没材の組成と膨張挙動」、日本歯科大学東京短期大学 富田淳先生より「各種急速加熱型埋没材の評価」の弊社製品に関するご発表をいただきました。また、弊社研究員 道井貴幸より「新規常温重合レジン・ユニファストラボにおける2タイプ粉末設計と物性について」を発表させていただきました。

  なお、次回の第37回学術大会は、来年の10月17日(土)・18日(日)に福岡県・福岡アクロスにて開催される予定です。


北海道大学学術交流会館

北海道大学学術交流会館

会場入口

会場入口


講演会場

講演会場

ポスター発表\

ポスター発表


ジーシー展示コーナー

ジーシー展示コーナー

クラーク像

クラーク像