「第46回春季日本歯周病学会学術大会」が開催されました

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2003.4.30

「第46回春季日本歯周病学会学術大会」が開催されました

4月24日(木)~26日(土)の3日間にわたり、東京都千代田区の日本都市センター会館にて「第46回春季日本歯周病学会学術大会」が開催されました。
1,072名もの参加者が集まった中、特別講演3題、シンポジウム3件、第2回日本歯周病学会学術賞受賞講演、認定医教育講演、ランチョンセミナー2題、ポスター発表103題が行われ、たいへん盛会でした。
大会長は、日本大学歯学部保存学教室歯周病学講座の伊藤公一教授でした。

特別講演Iでは、名古屋大学大学院の上田実教授が「幹細胞を使った歯と歯周組織の再生」というテーマで講演されました。最近、大きな関心を集め臨床応用されている再生医療の歯科分野での応用の可能性についてお話されました。

シンポジウムI『骨代謝に視点をおいた歯周病治療薬の開発と展望』は、徳島大学歯学部の永田俊彦教授の座長にて行われました。歯槽骨吸収の抑制効果が期待されるさまざまな物質の歯周病治療薬への応用とその可能性について、骨代謝を視点に講演、ディスカッションが行われました。

シンポジウムII『天然歯およびインプラント周囲のティッシュマネージメント』は、日本歯科大学新潟歯学部の長谷川明教授の座長にて行われました。東京歯科大学の井上孝教授は、天然歯とインプラントの組織の違いおよびその観点からのティッシュマネージメントについて、新潟県の榎本紘昭先生、福岡県の筒井昌秀先生の両先生は、長年の臨床経験からの考察を講演されました。

なお今年度の秋季大会は10月16~18日に新潟県で開催される予定です。



会場入口

ポスター会場

展示会場