Session
Dr.
10月4日(日)
10:45 - 12:15
4F〜6FホールC
Session30
重度歯槽骨欠損を有する患者の笑顔を取り戻す成功と失敗の分岐点
重度歯槽骨欠損を有する患者の笑顔を取り戻す成功と失敗の分岐点
臨床と学術の第一線で活躍する歯周病専門医が一堂に会し、誰もが経験する重度歯周病患者への治療をテーマに講演します。最新研究に基づき、なぜその治療計画を選択したのか、なぜそのフラップデザインに至ったのか、一つひとつの臨床判断の背景にある思考プロセスを丁寧に解説します。これからペリオに力を入れていきたい先生はもちろん、日々の臨床に新たな視点を求める先生にとっても必見のセッションです。
Moderator & Lecturer
重度歯槽骨吸収に対する治療戦略
〜長期的観点から考察する〜
重度歯槽骨吸収に対する治療戦略
〜長期的観点から考察する〜
- 水平性骨吸収と垂直性骨吸収の違い
- 生理的骨形態付与の重要性
- 確定的外科処置(リエントリー手術)の必要性
- 歯周補綴治療による力のコントロール
- 水平性骨吸収と垂直性骨吸収の違い
- 生理的骨形態付与の重要性
- 確定的外科処置(リエントリー手術)の必要性
- 歯周補綴治療による力のコントロール
重度歯槽骨吸収を有する歯周病患者の治療を成功に導くためには、炎症のコントロールのみならず、力のコントロールにおいても細心の注意を払うことが求められる。骨欠損の形態、程度、範囲や残存歯の本数、配置、状態、咬合力の強さ、顎間関係など様々な要素が治療方針に大きな影響を及ぼし、これらの問題に対する的確な診査診断と適切な施術が治療結果の長期的安定に繋がる。また、患者の理解、協力と医療従事者との強い信頼関係が不可欠であることも言うまでもない。本講演では、長期症例を振り返りながら、良好な予後を得るために必要な考え方と対応法について考察したい。
Lecturer
歯周炎治療を支える臨床エビデンスと生物学的最適化:
生体材料の活かし方
歯周炎治療を支える臨床エビデンスと生物学的最適化:
生体材料の活かし方
- 歯周炎の進行や治癒を規定する生物学的プロセスと、歯周組織再生療法の基本原理
- 臨床エビデンスから考える歯周組織再生の成功要因と限界
- 生体材料が歯周組織再生に果たす役割と、特性を踏まえた最適な活用方法
- 今後の再生療法の方向性
- 歯周炎の進行や治癒を規定する生物学的プロセスと、歯周組織再生療法の基本原理
- 臨床エビデンスから考える歯周組織再生の成功要因と限界
- 生体材料が歯周組織再生に果たす役割と、特性を踏まえた最適な活用方法
- 今後の再生療法の方向性
歯周治療の成否は、生物学的原理の理解と個々の症例における臨床判断の精度に依拠する。本講演では、再生の基本原理および創傷治癒のプロセスを確認したうえで、主要学会が示す推奨と根拠を横断的に整理し、臨床エビデンスに基づく成功要因と限界を明示する。特に重度歯槽骨欠損を有する患者に対し、EMDやFGF-2等の生体材料をいかに適応すべきか、骨移植材との併用基準やドラッグデリバリー効果の最新知見を交えて批判的に検討する。生体材料を「生物学的最適化」の手段として捉え、精密歯周医学の視点から宿主応答を制御する重要性を考察する。エビデンスを実臨床へ最適化させるための一考察として提示したい。
Lecturer
天然歯、インプラント周囲における組織マネージメントの勘所
天然歯、インプラント周囲における組織マネージメントの勘所
- 歯周組織再生療法における適切なフラップデザイン
- 成功に導くバイオマテリアルの選択
- インプラント周囲組織の特徴
- 歯周組織再生療法における適切なフラップデザイン
- 成功に導くバイオマテリアルの選択
- インプラント周囲組織の特徴
歯周組織再生療法は、先人たちの多大な貢献により大きく進歩し、現在では日常臨床における重要な治療選択肢として確立されている。近年では、歯間乳頭への切開を回避し、トンネルアプローチを用いて頬側から骨欠損へアクセスするフラップデザインが提唱され、多くの臨床家に導入されている。
2023年、我々はその適応範囲の拡大を目的として、「Double-Sided Entire Papilla Preservation Technique(DEPPT)」を提唱した。さらに、従来は治療困難と考えられていた複数歯に及ぶ歯槽骨縁上の硬・軟組織欠損に対する新たなアプローチとして、「Supra-Alveolar Periodontal Tissue Reconstruction Technique(SAPRe)」を提唱した。
本講演では、審美領域における硬組織および軟組織マネージメントに焦点を当て、天然歯およびインプラント周囲組織の再生におけるこれらの術式のコンセプト、適応、および臨床的有用性について症例を交えて紹介する。
2023年、我々はその適応範囲の拡大を目的として、「Double-Sided Entire Papilla Preservation Technique(DEPPT)」を提唱した。さらに、従来は治療困難と考えられていた複数歯に及ぶ歯槽骨縁上の硬・軟組織欠損に対する新たなアプローチとして、「Supra-Alveolar Periodontal Tissue Reconstruction Technique(SAPRe)」を提唱した。
本講演では、審美領域における硬組織および軟組織マネージメントに焦点を当て、天然歯およびインプラント周囲組織の再生におけるこれらの術式のコンセプト、適応、および臨床的有用性について症例を交えて紹介する。







