Skip to main content

組織・審美の再建を目指す歯周外科 - 第6回国際歯科シンポジウム

アイコン

Session

Dr.

103日(土)

13:30 - 15:00

4F〜6FホールC

Session32

組織・審美の再建を目指す歯周外科

組織・審美の再建を目指す歯周外科

 

難易度が高い歯周外科治療を成功させるために様々なアプローチ方法があります。本セッションではベテラン・中堅・若手歯科医師より過去から現在に至るまで何が進化してより良い治療方法を発表いただき、議論いただきます。

 

Lecturer 

低侵襲歯周外科治療におけるフラップデザインとエビデンス

低侵襲歯周外科治療におけるフラップデザインとエビデンス

  • フラップデザインは視野の確保だけでなく,創傷治癒や血餅安定性,軟組織の維持に影響を与える点で重要であり,その実践とエビデンスを概説する。
  • 低侵襲歯周外科治療の術式に共通するフラップデザインと従来法との違いを整理する。
  • 低侵襲フラップデザインの有効性と限界を臨床研究の結果から考察し,症例に応じた適切な選択方法を考える。
歯周組織再生療法の成否には,患者のプラークコントロールや再生材料の選択だけでなく,フラップデザインが大きく関与する。近年,Minimally Invasive Surgical Technique(MIST)をはじめとする低侵襲歯周外科治療が注目されており,創傷治癒の促進,血餅安定性の向上,軟組織の維持を目的とした様々なフラップデザインが提案されている。本講演では,低侵襲歯周外科治療に共通する基本概念と従来法との違いを整理するとともに,臨床・基礎研究のエビデンスを基にその有効性と限界を考察し,症例に応じた適切なフラップデザインの選択について解説する。
 

Lecturer 

Periodontal Reconstruction Using Tunnel-like Approaches in Challenging Clinical Scenarios

難症例におけるトンネルテクニックを応用した歯周組織再建

  • 歯周組織再生療法は十分に検証されてきた治療法ではあるが,効果的な症例と,未だチャレンジングな症例が存在する。
  • トンネルテクニックを応用した歯周組織再生療法が近年臨床応用されているが適応症を選べば非常に有効である。
  • トンネルテクニックには利点と欠点があるため,十分理解した上で取り組むことが大切である。
  • 近年報告されたFlexible Tunnel Techniqueについても言及したい。
歯周組織再生療法を行う際,術後早期の軟組織による閉鎖は,良好な結果を得るための重要なポイントの一つである。トンネルテクニックを応用した歯周組織再生療法は初期閉鎖や再生スペース保持などに有利と考えられ,これまでにいくつかの術式が考案されている。今回はそれらの術式の有効性と限界について述べたいと思う。また,私なりの最近の取り組みについても紹介させていただきたい。
 

Lecturer 

Strategic Approaches to Molar Periodontal Regeneration Considering Soft Tissue

軟組織を考慮した臼歯部歯周組織再生療法の戦略的アプローチ

  • Periodontal Regeneration for Furcation Defects Associated with Gingival Recession
  • A Novel Technique for Connective Tissue Graft Harvesting
  • Periodontal Regeneration in Last Molar Sites with Limited Keratinized Tissue: L-EPPT
近年,歯周組織再生療法においては,骨欠損形態への対応だけでなく,軟組織マネジメントの重要性が注目されている。特に臼歯部では解剖学的制約が大きく,創傷の一次閉鎖や血餅の安定が治療結果を左右する重要な因子となる。 本講演では,軟組織を考慮した臼歯部歯周組織再生療法の戦略について解説する。まず,根分岐部病変に対するCTG Wall Techniqueを紹介する。本術式は結合組織移植片を用いて軟組織壁を形成し,再生スペースの確保と血餅の安定化を図ることで,再生療法の予知性向上を目指すアプローチである。
さらに,最後臼歯部をはじめとする解剖学的制約の大きい部位に対し,筆者が考案したLast Molar Entire Pad Preservation Technique(L-EPPT)を紹介する。本術式はレトロモラーパッド部への切開を回避し,血流を温存することで創傷治癒の促進と一次閉鎖の獲得を目指した術式である。
本発表では,臨床症例を通じて各術式の適応症や切開デザインのポイントを供覧し,軟組織マネジメントが臼歯部歯周組織再生療法の予知性向上に果たす役割について考察したい。
 

Lecturer 

歯周外科の包括的歯科治療への最適応用

歯周外科の包括的歯科治療への最適応用

  • 歯周形成外科の審美領域への活かし方
  • 臨床的歯冠長と解剖的歯冠長の差を最大に生かす知識と方法
  • 新しい機能的歯冠延長術の提案
本講演では、通常歯周炎に対する治療法としての歯周外科を包括的歯科治療の中でどのように最適応用するかを整理する。例えば、歯周形成外科を審美領域に活かすための診断基準と治療計画や、臨床的歯冠長と解剖的歯冠長の差を最大限に生かすための考え方と具体的手技を解説する。さらに、歯周組織の機能と安定性を重視した新しい機能的歯冠延長術の概念を提示し、小さな変化で大きな改善をもたらす臨床的視点を供覧できたらと考えている。
  • セッション一覧

Copyright © 1995-2026 GC All rights reserved.