Session
10月 3日(土)
13:30 - 15:00 15:15 - 16:45
4F〜6FホールC
Session33
Session34
Next-Generation Dental Leadership:
Evidence-Based Innovation and International Impact
Next-Generation Dental Leadership
世界で選ばれたトップヤングデンティストの競演
全世界の各地域において、次世代を担う講師によるプレゼンテーション大会を「NEXT Gen」と題し、これまでに6回開催してきました。本セッションでは、その集大成として、日本から世界へ、各回を代表する臨床家が登壇し、審美修復、補綴治療、歯周外科の最前線についてご講演いただきます。
Lecturer
Advantages of Periodontal Microsurgery in the Esthetic Zone
審美領域における歯周マイクロサージェリーの利点
- Interdisciplinary approach
- White & Pink Esthetics
- Periodontal Microsurgery
- 学際的アプローチ
- ホワイト&ピンク・エステティックス
- 歯周組織の顕微外科手術
審美に対する患者の要求は年々高まっており、歯の色調や形態に代表されるWhite Estheticsのみならず、歯肉形態や歯周組織との調和を重視したPink Estheticsの重要性が広く認識されている。これら両者の調和を獲得し、長期的に維持するためには、歯周組織への侵襲を最小限に抑えながら、精密な軟組織マネジメントを行うことが求められる。
Periodontal Microsurgeryは、マイクロスコープによる拡大視野下で、繊細かつ低侵襲な切開・剥離・縫合を可能とし、術後の瘢痕形成や歯肉退縮を最小限に抑制することで、Pink Estheticsの獲得に大きく寄与する。また、修復・補綴・矯正・インプラント治療との連携により、White Estheticsとの高い調和を実現し、包括的歯科治療における審美性と予知性の向上に貢献する。 本講演では、Periodontal Microsurgeryの基本概念を概説するとともに、Interdisciplinary Approachを応用した症例を供覧し、White EstheticsとPink Estheticsの調和獲得における臨床的有効性と、包括的歯科治療におけるその役割について考察する。
Lecturer
From Hopeless to Hopeful: A Tooth Preservation Strategy for Compromised Teeth
From Hopeless to Hopeful:
保存不可能と思われた歯を、保存可能な歯へ導く治療戦略
- 保存不可能と診断された歯であっても、動的かつ段階的な診断と再評価によって、保存可能となりうる。
- エンドペリオ病変に対しては、三次元的診断に基づき、歯内療法と歯周組織再生療法を段階的に行うことが重要である。
- エンドペリオ病変に対する歯周組織再生療法において、サイトランスグラニュールとFGF-2は有効な治療選択肢となりうる。
Lecturer
The strategies for severe periodontitis ~hopeless to hopeful~
重度歯周炎罹患歯への挑戦 ~Hopeless to Hopeful~
- Periodontal regenerative therapy
- Microscope assisted surgery
- Furcation involvement
- Connective tissue grafting
- 歯周組織再生療法
- マイクロスコープ
- 根分岐部病変
- 結合組織移植
Lecturer
Hopeless to Hopeful: The Potential of Monoblock Direct Composite Crown Restoration for Saving Root and Pulp
Hopeless to Hopeful:歯根・歯髄保存を目指したモノブロックダイレクトコンポジットクラウン修復の可能性
- A monoblock direct composite crown is a technique in which the coronal portion of a tooth is reconstructed with composite resin using a direct approach, even when the tooth is in a residual root condition.
- The advanced bonding protocol “SLDP” enables the realization of the monoblock direct composite crown technique.
- The monoblock direct composite crown helps restore the patient’s root structure, dental pulp, and ultimately, their smile.
- モノブロックダイレクトコンポジットクラウンは直接法で残根状態の歯からコンポジットレジンで歯冠を再建する方法
- モノブロックダイレクトコンポジットクラウンを叶えるためのアドバンスな接着処理SLDP
- モノブロックダイレクトコンポジットクラウンが患者さんの歯根・歯髄・そして笑顔を回復させる
今回、過度なストレスと睡眠不足に伴う嘔吐を背景に、重度酸蝕症により全顎的な歯冠崩壊を呈し、笑顔を失った青年を報告する。
多くの歯で生活歯髄が維持されていたため、歯髄・歯根の保存を目的に前歯部へモノブロックダイレクトコンポジットクラウン修復を行い、臼歯部は補綴担当医によるセラミック修復を併用した。
治療経過と機能・審美・心理面の回復を含む臨床的意義を供覧する。また重篤な歯冠崩壊下でも生活歯の保存可能性を再考し得る症例として、MIの視点から考察を加える。
Lecturer
Aesthetic Dentistry: small additions, big changes - the use of direct composite to enhance harmony and balance
- スマイルの印象を左右する審美的パラメータ
- 天然歯質を活かした付与型コンポジットレジン修復のレイヤリングテクニック
- 光学特性をコントロールするための材料選択と修復デザイン
臨床症例とステップごとの治療手順を通して、歯の大きさ、形態、対称性、空隙などに起因する審美的不調和をどのように診断し、コンポジットレジンによる付与型修復によって予知性高く改善するかを紹介する。あわせて、診査・診断、スマイルデザイン、材料選択、レイヤリングテクニック、仕上げ・研磨、さらに長期的なメインテナンスまで、臨床で重要となるポイントを整理する。
また、症例選択や患者とのコミュニケーションのあり方、現代の審美歯科におけるMIの考え方についても考察する。日常臨床にすぐに取り入れられる実践的な知見を共有し、過度な歯質削除に頼ることなく、患者満足度の高い審美的改善を実現するための臨床戦略を提案したい。
わずかな付与が、患者の自信と治療結果に大きな変化をもたらす。その可能性を、臨床症例を通して考えていきたい。
Lecturer
Cracking the Code: Creating Natural Harmony in Direct Restorations
Cracking the Code: Creating Natural Harmony in Direct Restorations
- 光学特性を読み解く:不透明性・透明性・彩度の相互作用を理解し、レイヤリングテクニックの基本原理を習得する。
- 天然歯との調和を再現する:生物学的・審美的調和を考慮しながら、修復物を天然歯へ自然に調和させるためのテクニックを学ぶ。
- 複雑な手技をシンプルにする:日常臨床で再現性の高い審美修復を実現するための、予知性の高いワークフローを習得する。
また、経験則に頼るのではなく、材料の光学的特性を理解したうえで、天然歯を再現するためのシンプルかつエビデンスに基づいたアプローチを紹介する。デンチンの色調とエナメル質の透明性を適切にコントロールすることで、より自然感の高い修復を実現するためのレイヤリングの基本原則を学ぶ。
さらに、最新のコンポジットレジン積層法に加え、形態付与や表面性状の再現による天然歯との調和についても解説する。科学的根拠と審美的感性を融合した予知性の高いワークフローを通して、日常臨床で安定した審美修復を実践するためのポイントを共有したい。
Lecturer
Let’s start with the Temporomandibular Joint and Finish with a Big Smile
Let’s start with the Temporomandibular Joint and Finish with a Big Smile
- 咬合の基本原則を理解し応用する:中心位やアンテリアガイダンスなど,機能的咬合を構成する重要な要素を理解し,臨床に応用する。
- 治療シークエンスを習得する:生物学的安定化から機能回復,最終補綴による審美回復までを一貫して進めるための,複雑症例に対する段階的な治療プロトコールを習得する。
- 形態と審美性を統合する:「Facially Generated」治療計画を活用し,顔貌との調和と機能を両立する理想的な歯の位置と補綴形態を設計する。
- 診断に基づいて問題点を見極める:咬耗や筋痛など,審美治療に先立って機能的介入が必要となる重要な臨床所見を的確に評価する。
- コミュニケーションと症例受容を高める:診断用ワックスアップやプロビジョナルレストレーションを「設計図」として活用し,患者および歯科技工士と治療目標を共有する。
まず、スプリント療法を顎関節症の治療だけでなく、安定した咬合位を診断するための重要なツールとして活用する考え方を紹介する。さらに、スプリント療法、咬合調整、Facially Generated治療計画を組み合わせた一連の治療ワークフローを通して、形態・機能・審美性を高い予知性をもって回復するためのアプローチを紹介する。
















