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矯正治療の新標準 ~臨床家のための必須知識~ - 第6回国際歯科シンポジウム

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Session

Dr.

104日(日)

9:00 - 10:30 10:45 - 12:15

4F〜6FホールC

Session51

Session52

Orthodontics Excellence: Essential Knowledge for the Modern Clinician

矯正治療の新標準
~臨床家のための必須知識~

 

 

Moderator & Lecturer 

Hybrid treatment: the future of Orthodontics

Hybrid treatment: the future of Orthodontics

  • Ideal finishing
  • Limits of aligners and fixed appliance
  • Hybrid treatment as future of orthodontics
マルチブラケット装置とクリアアライナーには、それぞれ固有のバイオメカニクス上の限界がある。アライナーは、トルクコントロール、垂直的な歯の移動、歯体移動において予測性が低く、マルチブラケット装置にも、達成が困難な歯の移動が存在する。ハイブリッド矯正治療では、両者を一連の治療過程の中で組み合わせ、それぞれのバイオメカニクス特性が最も効果的に発揮される場面で使用することで、双方の限界に対応する。アライナーを主体とした治療では、アライナーが不得意とする歯の移動を事前にマルチブラケット装置で行うことで、その後のアライナー治療期間を短縮し、予測性を高めることができる。マルチブラケット装置を主体とした治療では、ブラケットやワイヤーのみでは対応が難しい部分を補うことで、仕上げの効率化と患者の治療体験の向上を図る。本講演では、Sequential Control Techniqueに基づき、歯の移動の分類、治療フェーズの移行基準、デジタルワークフローの統合を含む、ハイブリッド治療の順序を体系的に解説する。治療法をいつ、どのように切り替えるかを見極めることは、現代の矯正歯科治療における重要な臨床スキルである。
 

Lecturer 

Orthognatic surgery for growing patients

Orthognatic surgery for growing patients

顎矯正手術は骨格的成長の終了を待って行うという従来の原則は、多くの患者において現在も妥当である。しかし、重度の骨格性顎変形を有する症例では、成長によって顔貌が正常化するのではなく、変形がさらに増悪することがある。このような大きな骨格的不調和は、矯正歯科治療や顎整形治療のみでは改善が困難であり、成人期まで手術を延期することで、頭蓋顎顔面全体が変形に伴って成長・適応していく可能性がある。仮骨延長術や選択的な早期骨切り術による早期外科的介入は、成長に対抗するのではなく成長方向を誘導し、正常な発育を再開するための機能的な基盤を回復することを目的とする。適切な患者選択が極めて重要であり、その適応には、明らかな機能障害が認められ、かつ従来の治療法では対応困難な骨格的不調和が存在することが求められる。後戻り、成長への影響、長期的な経過観察の必要性といったリスクは存在するが、これらは外科的介入を行わない場合に生じ得る影響と比較して検討する必要がある。早期外科的介入は、慎重な治療方針を放棄するものではなく、むしろ慎重な診断と適切な判断に基づく治療選択である。
 

Lecturer 

Flowable composites and other GC tools helping orthodontists achieve unique results

Flowable composites and other GC tools helping orthodontists achieve unique results

近年の矯正治療は、単に歯列を整えるだけでなく、機能性と審美性を両立した包括的な治療が求められるようになった。この傾向は成人症例だけでなく小児症例にも広がり、矯正医には周辺処置まで含めた幅広い臨床対応力が求められる。
フロアブルコンポジットをはじめとするGC製品は、低侵襲かつ汎用性が高く、治療精度や仕上がりの向上に大きく貢献する。審美的な修正や小規模な修復処置、咬合調整などを診療の中で行うことで、他分野への依存を減らし、より効率的な診療を実現する。
本講演では、実際の臨床症例を通して、これらのマテリアルを日常臨床に取り入れることで、より予知性が高く、効率的で質の高い矯正治療を実現するための活用法を紹介する。
 

Lecturer 

Our interdisciplinary protocol for treating worn dentition

Our interdisciplinary protocol for treating worn dentitionn

近年、術式やマテリアルの進歩により、咬耗・摩耗を伴う症例に対しても、低侵襲なアプローチで良好な治療結果を得られるようになった。一方で、その低侵襲性を維持するためには、補綴医と矯正医の連携が不可欠となる症例も少なくない。
咬耗・摩耗を伴う患者では、ブラケットボンディングからフィニッシングまで、症例ごとに矯正治療のワークフローを最適化することが求められる。また、デジタル技術の進歩により、矯正治療と修復治療をよりシームレスに融合させ、機能性と審美性を両立した治療が実現しやすくなった。
本講演では、矯正・補綴による包括的な審美治療をテーマに、診断、治療計画、臨床ワークフローについて解説する。さらに、複雑な症例を通して、学際的アプローチに基づく治療コンセプトを紹介する。
 

Lecturer 

Class III Malocclusion with MOV' Aligners: From Case Selection to Clinical Management

Class III Malocclusion with MOV' Aligners: From Case Selection to Clinical Management

本講演では、症例選択から仕上げに至るまでの臨床的意思決定に焦点を当て、クリアアライナー治療を最適化するための重要な原則について解説する。アライナーとマルチブラケット装置の力学的な違いを比較し、それぞれの利点と限界を明確にする。また、III級不正咬合の改善に向けた治療戦略について検討し、より予測性の高い治療計画の立案につなげる。さらに、代表的な臨床症例を詳細なバーチャルセットアップとともに提示し、ステージングプロトコル、バイオメカニクス上の考慮点、仕上げのアプローチについて解説する。本講演を通じて、MOV’ Alignersを用いた治療の効率性、予測性、および治療結果の向上につながる、実践的かつ臨床に即した治療の考え方を提示する。
 

Lecturer 

Best Practices in Archwire and Archform Selection

Best Practices in Archwire and Archform Selection

多くの矯正歯科医はブラケットシステムについて十分な知識を有している一方で、さまざまな歯列弓形態を有する患者の治療において、使用するワイヤーの形状や特性の重要性が見過ごされることがある。また、アーチワイヤーの選択を単純化しすぎることで、患者ごとに適した体系的なワイヤー選択によって得られる治療の効率性を十分に活かせていない場合もある。本講演では、パッシブセルフライゲーションシステムにおける治療結果と効率性の向上を目的として、容易に習得し臨床に導入できる、より綿密なアーチワイヤー選択のアプローチについて解説する。
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