Session
10月 4日(日)
13:30 - 15:00
4F〜6FホールC
Session534
Choosing the Right Orthodontic Appliance
― Personalizing Treatment to Clinical Realities ―
症例特性から考える矯正装置の選択と治療実現性
本セッション前半では、アライナー矯正の適応症例の見極め方を中心に、歯牙移動の特徴とワイヤー矯正との移動様式の違いを整理し、装置選択の理解を深めます。
後半では、中高齢者の口腔環境を踏まえた装置選択の要点に加え、生体負担の少ないバイオメカニクスにも触れ、幅広い年代に対応した矯正治療の可能性を紹介します。
Lecturer
Selection of Orthodontic Appliances and Treatment Feasibility Based on Case Characteristics
歯牙移動様式に基づくアライナー矯正の再考
- Criteria for selecting basic indications for aligner orthodontic treatment
- Characteristics of tooth movement patterns in aligner therapy
- Differences in movement patterns compared with wire-based orthodontics
- アライナー矯正の基本的な適応症例の選択基準
- アライナー矯正の歯牙移動様式の特徴
- ワイヤー矯正との移動様式の違い
近年、アライナー矯正は適応症例の拡大とともに、その治療体系も確立されつつある。
しかし、アライナー矯正とワイヤー矯正では力の作用様式が異なり、結果として、歯の移動様式にも装置ごとの特性が反映される。
本講演では、アライナー矯正が有効性を発揮しやすい歯牙移動様式を整理するとともに、ワイヤー矯正との違いを臨床的視点から考察し、装置特性に基づいた症例選択と治療計画立案の重要性について再考する。
しかし、アライナー矯正とワイヤー矯正では力の作用様式が異なり、結果として、歯の移動様式にも装置ごとの特性が反映される。
本講演では、アライナー矯正が有効性を発揮しやすい歯牙移動様式を整理するとともに、ワイヤー矯正との違いを臨床的視点から考察し、装置特性に基づいた症例選択と治療計画立案の重要性について再考する。
Lecturer
Orthodontic Treatment for Adults in the Era of 100-Year Lifespans
― A Hopeful Option in an Aging Society ―
人生100年時代の大人の矯正
― 高齢社会におけるホープフルな選択 ―
- Selecting appropriate orthodontic appliances from the perspective of age-related changes in the oral environment
- Biomechanics for orthodontic appliances with light forces and minimal friction
- Hopeful changes associated with orthodontic treatment in older adults
- 高齢者の口腔内環境の変化の視点から考える適切な矯正装置の選択
- 弱く矯正力、摩擦をない矯正装置のためのバイオメカニックス
- 高齢者矯正に伴うホープフルな変化
従来、矯正治療は子供や若年成人のための治療法とみなされてきました。
しかし、近年では矯正治療の対象範囲が広がり、60代や70代の患者さんが矯正治療を受けることも珍しくなくなっています。
こうした変化にもかかわらず、「矯正治療は主に審美性の向上のためのものであり、しばしば口腔の健康を犠牲にする」という誤解が依然として根強く残っています。
本講演では、高齢・成熟した成人における「口腔の健康の促進・向上」における矯正治療の役割と、治療を成功に導くための臨床的判断について解説します。
当初、他の歯科専門分野から「治療不可能」と診断された症例が、単純かつ軽度の力を用いた生体力学を駆使した学際的な矯正歯科連携により、悪化した状態を克服し、「治療可能な」状態へと成功裏に転換された臨床事例を共有します。
さらに、100歳時代を見据え、高齢患者の来院までの経緯、治療受容率、そして若返りや良好な治療結果に対する意識的・無意識的な認識について議論します。
しかし、近年では矯正治療の対象範囲が広がり、60代や70代の患者さんが矯正治療を受けることも珍しくなくなっています。
こうした変化にもかかわらず、「矯正治療は主に審美性の向上のためのものであり、しばしば口腔の健康を犠牲にする」という誤解が依然として根強く残っています。
本講演では、高齢・成熟した成人における「口腔の健康の促進・向上」における矯正治療の役割と、治療を成功に導くための臨床的判断について解説します。
当初、他の歯科専門分野から「治療不可能」と診断された症例が、単純かつ軽度の力を用いた生体力学を駆使した学際的な矯正歯科連携により、悪化した状態を克服し、「治療可能な」状態へと成功裏に転換された臨床事例を共有します。
さらに、100歳時代を見据え、高齢患者の来院までの経緯、治療受容率、そして若返りや良好な治療結果に対する意識的・無意識的な認識について議論します。







