SDGsへの取り組み | 取り組み事例【6】

  • 環境への配慮
  • 事業所活動における環境負荷低減

富士山の見える森林工場
~環境にやさしい工場を目指して~

省エネルギーに関する活動

省エネルギーに関する活動

 

富士小山工場は、「富士山の見える森林工場を」という創業者の願いにより1976年から製造を開始して以来積極的に環境保全活動に取り組んできました。1998年11月には国内の歯科業界で初めて「ISO14001」認証を取得しました。自然の大切さは、工場を取り囲む緑豊かな環境が教えてくれたのかもしれません。

 


富士小山工場では一般社団法人日本電気協会・関東地区電気使用合理化委員会より「最優秀賞」を1991年に受賞したのを皮切りに、1993年には「関東経済産業局長表彰」、1996年には「資源エネルギー庁長官表彰」を受賞しています。
また仕事の現場から改善や改革を実践するというKI(Kaizen Innovation)活動にてCO2削減などのSDGs活動にも積極的に取り組んでいます。

資源エネルギー庁長官表彰

 

工場内全照明器具のLED化

2016年5月に閣議決定された「地球温暖化対策計画」により「LED等の高効率照明が、2020年までにフロー(出荷)で100%、2030年までにストック(設置)で100%普及することを目指す」とされました。
この動きに伴い、ジーシーでも2015年から工場内の蛍光灯や白熱灯を消費電力の少ないLEDに切り換え、2021年に工場内の全照明器具2,216本のLED化を完了しています。これによる電気使用削減量は年間191,466kWh、CO2削減量は86.5tとなっています。

弊社の規定稼働日数、稼働時間および東京電力2021年度CO2排出係数にて算出

工場内全照明器具のLED化

 

空調設備の整備

電気使用量の大きいエアコンなどの空調効率に着目し、ハイブリッドファンとサーキュレーターを導入しています。ハイブリッドファンはエアコンの風力を利用して羽を回転させ冷暖房の温度のムラを攪拌するもの。サーキュレーターと併用することで空調効率が向上し、エアコンの温度設定を冬は低めに設定することが可能となり、CO2の削減につながっています。

 

その他にも2021年には工場内の物流センターの外壁塗装に断熱効果の高い塗料を採用しました。
今後も省エネルギー活動に積極的に取り組み、働く人にも環境にも優しい工場を目指してまいります。