欠損補綴を成功させるために

説明

欠損補綴成功のためには、健康な歯周組織に調和した補綴物とともに欠損部を拡大させないことが重要です。今回は二名の講師からどのような原因で部分欠損から無歯顎へと欠損が拡がってしまうのか。また、欠損を拡げないためにはどうしたらよいのか解説いただくとともに、歯周治療を行うための医院のシステムに関してもご紹介いただきます。

 

備考

※受講料には、テキスト代と昼食代を含みます。

 

セミナー内容

【 阿部先生「多数歯&無歯顎欠損の可撤式補綴」 】 ・歯周組織を考慮した補綴とは ・欠損を放置するとどうなるか ・部分欠損歯列の問題が無歯顎治療へ持ち込まれる ・シングルデンチャー ・下顎総義歯の吸着 【 亀田先生「欠損を拡大させないために」 】 ・パーシャルデンチャー、ブリッジの臨床実践の提示

 

お申込・お問い合わせ先

東京支店 TEL 03-3813-5751 FAX 03-3815-1513

 

阿部 二郎 先生

歯周病を無視した欠損補綴治療は、急速に咬合支持を失わせ、欠損を拡大させることが明らかになっています。それを防ぐためのKey Wordは、「欠損を重篤な状態にしない」です。そこで今回は、前半に歯周治療をベースとしたブリッジやパーシャルデンチャーの臨床例を提示し、どのようにしたら患者さんが喜ぶ補綴物が作れるのかについてお話しします。そして、後半は、欠損を放置した場合の口腔内変化について、多数歯欠損ならびに上顎シングルデンチャー症例とその臨床対応、そして最後に下顎総義歯の吸着などの義歯の臨床について報告し、皆さんの明日からの診療のお役に立ちたいと思います。 (阿部 二郎、亀田 行雄)