9月14日（日）に、GC CORPORATECENTER（東京都文京区）にて、「カムリエ１周年記念講演」を開催し、歯科医師、歯科衛生士、ケアマネージャー、管理栄養士の方など他業種の方々より参加登録があり盛会でした。
今回は、「地域における食支援を推進するために」をメインテーマに2名の先生にご講演いただきました。
日本歯科大学 教授 口腔リハビリテーション多摩クリニック 院長の菊谷 武先生より「地域における食支援」をテーマに、摂食嚥下に問題を抱える患者への取り組みについてお話いただき、家族・介護者・医療従事者が一人の患者を支え充実した生活を送っていただくため「患者を支えるチーム力」、食事を最後まで楽しみ充実した生活を送るための「気づき」、患者を取り巻く人々が「うらみっこなし」の信頼関係構築をすることの重要性についてご講演いただきました。また食べる能力の指標の日本摂食・リハビリテーション学会嚥下リハビリテーション学会嚥下食分類2013の説明をいただきました。
一般社団法人日本介護支援専門員協会会長の鷲見 よしみ 先生 より「生活を支える介護保険の役割」をテーマに介護保険の現状と今後の課題について、お話いただきました。介護現場における口腔ケアの重要性や食事の適正嚥下レベルについて患者を取り巻くチームが理解・実践することの大切さについてお話いただきました。また、家族・医師・歯科医師・言語聴覚士などそれぞれの分野に所属するスタッフが所属を超えた患者を支えるチームとして、お互いを尊重しあい力を発揮し患者を見守ることの重要性についてお話していただきました。
「口腔ケアの重要性」をどのように現場に理解いただくか、「介護の現場」においてケアマネージャーの今後についてなど活発なディスカッションが行われました。
日本歯科大学教授
口腔リハビリテーション多摩クリニック院長
菊谷 武先生
一般社団法人
日本介護支援専門員協会会長
鷲見 よしみ先生
