「ジーシー創業95周年・GC友の会60周年記念 Program 1 Dr. Iñaki Gamborena Special Lecture」を開催しました

5月22日に、5月20日の「ジーシー創業95周年・GC友の会60周年記念 Program 1 Dr. Iñaki Gamborena Special Hands-on」につづき、東京国際フォーラム にて「ジーシー創業95周年・GC友の会創立60周年記念Program 1 Dr. Iñaki Gamborena Special Lecture」を開催いたしました。

今回は、様々な患者に対して行う単純な症例から複雑な症例まで、最新のマテリアルによる審美補綴および審美修復治療について臨床例を中心にIñaki Gamborena先生にご講演いただきました。

まず初めに、ダイレクトコンポジット修復のテクニックについてご講演いただきました。
正中のブラックトライアングルを、矯正処置、コンポジットレジンの築盛、歯肉組織の結合によって回復するテクニックを様々な症例を通して解説され、矯正医との連携や、患者の要望をふまえた保存的に長期的な安定を持たせる治療の重要性、また、患者の要望を実現するためにまずモックアップを行い、ゴールを明確にし、患者さんの了承のもと、最終補綴物の完成を目指すことが大切であるとの内容が語られました。

次に、コーピングに関しては、素材、設計、厚みなどをどの様に選択、設計するのか解説されました。マージン設定の基準については光、スマイルライン、色や厚みなどによって変わりフィニッシュラインを考えて決めるなどの解説がなされました。
また審美性や自然感を得るための様々な治療ステップに参加する歯科技工士の理解と実践が非常に重要になる。その中で、支台歯の色調が最終補綴物に与える影響について、ご自身の失敗症例をまじえ、その対策方法として、支台歯のシェード測定を行い、歯科技工士に伝えることが重要であるため、歯科技工士は歯科医師の近くにいるべきであり、補綴治療をどの様に進めるか、軟組織の処置方法やその状態について、一緒に話し合い理解し合うことでより良い最終補綴物が出来るとのご講演がなされました。

弊社展示コーナーでは、インプラント関連製品他、ご講演でも紹介されたナノコートカラーやinitial Li-SiなどIñaki Gamborena先生のご使用製品、またMIグレースフィルを初めとするコンポジット製品をご紹介し、多くのお客様にご覧いただきました。

ジーシー創業95周年・GC友の会60周年記念 Program 2といたしまして、本年11月12日(土)、13日(日)に 第4回国際歯科シンポジウムを開催いたします。
歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士、スタッフの皆さまに参加いただける様々なプログラムや魅力あるイベントを多数計画しておりますので、ぜひご期待ください。
☆『第4回 国際歯科シンポジウム』 最新情報・早割料金情報・お申込みはこちら:
 http://www.gcdental.co.jp/tomonokai60/symposium/


Special Lecture

Special Lecture

講演会場

講演会場


Iñaki Gamborena 先生

Iñaki Gamborena 先生

Iñaki Gamborena 先生

Iñaki Gamborena 先生


直筆サイン会

直筆サイン会

展示コーナー

展示コーナー