11月6日(木)・7日(金)の両日にわたり、富山市・富山国際会議場(大手町フォーラム)にて「日本歯科保存学会2008年秋季学術大会(129回)」が開催され、約 1,100名の参加登録者があり、たいへん盛況でした。
学術大会は、特別講演、シンポジウム、認定研修会、外国招聘者を囲むセミナー、臨床セッション、口演発表、ポスター発表が行われました。
大会長は、愛知学院大学歯学部保存修復学講座の千田彰教授でした。
特別講演では、「Advances in Adhesive Dentistry」と題し、大会長の千田彰先生を座長に、マニトバ大学前教授のDr.M.Suzukiより講演がありました。
シンポジウムでは、「保存治療へのレーザー応用の現状と展望」と題し、東京医科歯科大学大学院う蝕制御学分野の田上順次教授を座長に3名のシンポジストがそれぞれ講演されました。まず、UCSFのDr.John D.B. Featherstoneが「Laser Use in Operative and Preventive Dentistry」という演題にて、次に、東京医科歯科大学大学院歯髄生物学分野の海老原新先生が「歯内療法におけるレーザー応用」という演題で、最後に、オタゴ大学のDr.Jonathan Wade Leichterが「Fluorescence-Guided Er:YAG Laser Compared to Mechanical Scaling in the Treatment of Chronic Periodontitis」という演題にて講演されました。
認定研修会では、「歯科保存治療専門医に必要な歯周基本治療のテクニック」と題し、愛知学院大学歯内治療学講座の中村洋教授を座長に、日本歯科大学生命歯学部歯周病学講座の沼部幸博教授が解説されました。
展示コーナーでは、「MIフロー」、「G?ボンド」、「プラチ・ナノテクトEX」、「ルシェロ歯ブラシ」、「MIペースト」等、新製品やおなじみの製品を展示し、たくさんの方にお立ち寄りいただきました。
なお、次回大会は、2009年6月11日(木)・12日(金)に札幌コンベンションセンターにて北海道医療大学歯学部う蝕制御治療学の斎藤隆史教授を大会長に開催される予定です。
富山国際会議場(大手町フォーラム)
会場入口
A会場(開会式)
ポスター会場
展示会場
市民の憩いの場 富山城址公園