「第29回日本顎咬合学会学術大会・総会」が開催されました

  6月11日(土)・12日(日)の両日にわたり、東京国際フォーラムにて、「第29回日本顎咬合学会学術大会・総会」が開催されました。今回は「Innovative New Dentistry?歯科医療の新しい環境と価値の創造?」をメインテーマに、約3,700名の参加登録があり、盛大な大会になりました。
  大会会長は福岡県北九州市でご開業の山地良子先生、プログラムチェアマンは香川県でご開業の夏見良宏先生でした。

  特別講演は「包括的治療計画の革新?Hit Man vs. Healer:Implementing Disruptive Innovations?」と題し、岩田健男先生を座長に、国内外で講演活動を行っているJohn C. Kois先生から、日常の治療活動で生じていることの混同を低減する目的で作成されたプログラムの学習内容について、患者の健康状態と治療のレベルにふさわしい歯科衛生を長期的に計画するという包括的な治療法の基本原理を実践するためのポイントについて診断カテゴリーごとにリスクを数値化し治療計画を作成する実践的な内容も交え、豊富な臨床例からご説明いただきました。

  ジーシー主催のテーブルクリニックでは、東京都でご開業の櫻井善明先生と歯科衛生士の林智恵子先生の「?DHと共に考える?ホワイトニングの成功は医院成功のバロメーター!?」、東京都でご開業の小川勝久先生の「歯科用CTが変える明日の日常臨床 ?術前診断と術後評価?」、岩手医科大学歯学部 歯科補綴学講座准教授の近藤尚知先生の「インプラント即時負荷(修復)治療を早く快適に行うコツ?CTデータの活用法とプロビジョナルの装着法を工夫してより快適に?」と題してご講演いただきました。

  その他、メーカーシンポジウム、指定講演、一般口演、ランチョンセミナー、デモンストレーションやハンズオン、ポスター発表など、多彩なテーマの発表が行われました。

  また、賛助会員企業展示では84社が出展。ジーシーでは、新製品となる知覚過敏抑制材「G-ガード」をはじめ、さまざまな製作プロセスやフレームワークに対応可能なセラミックシリーズ「イニシャル」、歯接触分析装置「バイトアイ BE-I」やハンドル付きデンタルフロス「ルシェロフロッサー」、歯科用漂白材「ティオン オフィス」、医薬品含有歯科用歯面清掃補助材「ティオン ホーム」、歯科用インプラントシステム「ジーシーインプラントRe ジェネシオフィクスチャー〈インターナルタイプ〉、セティオフィクスチャー〈エクスターナルタイプ〉」や手術用顕微鏡「OPMI」等の展示を行い、多くのお客様にお立ち寄りいただきました。

  なお、次回の第30回学術大会は、2012年6月9日(土)・10日(日)に「夢のある未来に向けて―日本顎咬合学会30年からの飛躍!!―」をテーマに東京国際フォーラムにて開催される予定です。

開会式

開会式

特別講演

特別講演

ポスター発表\

ポスター発表

テーブルクリニック(1)

テーブルクリニック(1)

テーブルクリニック(2)

テーブルクリニック(2)

テーブルクリニック(3)

テーブルクリニック(3)

製品展示(1)

製品展示(1)

製品展示(2)

製品展示(2)