「第40回日本歯科理工学会学術講演会」が開催されました

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2002.9.4
「第40回日本歯科理工学会学術講演会」が開催されました

8月31日(土)・9月1日(日)の両日にわたり、県知事選挙で全国の注目を集める長野県の塩尻市文化会館(レザンホール)にて「第40回日本歯科理工学会学術講演会」が開催され、約350名の参加登録者がありました。
学会では特別講演1題、宿題報告2題の他に、口頭発表39題、ポスター発表76題が行われました。
大会長は、松本歯科大学歯科理工学講座の伊藤充雄教授でした。

特別講演では、松本歯科大学総合歯科医学研究所の高橋直之教授が「骨吸収はどのように調節されているか」というテーマにて、骨芽細胞による破骨細胞の分化と機能の調節機構を紹介すると共に、骨吸収調節機構について説明されました。
宿題報告では2つの題目の講演があり、「健康科学における予防器材-予防填塞材」では明海大学歯学部の中嶌裕教授が、予防填塞材の発達の歴史や21世紀の填塞材に望むことについて、「次世代の骨再生・再建材料」では九州大学大学院の石川邦夫教授が、これまでの硬組織再建材料や高齢化社会における次世代材料の研究の重要性について、それぞれ発表されました。
また、口頭発表・ポスター発表では、レジン、接着、金属、グラスアイオノマー、レーザー、細胞等、多岐にわたるテーマの発表がありました。

なお次回大会は、来春に東京にて開催の予定です。大会長は東京医科歯科大学・生体材料工学研究所の浜中人士教授です。

レザンホール
レザンホール
大ホール
大ホール
中ホール
中ホール
ポスター発表会場
ポスター発表会場