4月16日(土)・17日(日)の両日にわたり、東京・タワーホール船堀にて「第45回日本歯科理工学会学術講演会」が開催され、約500名の参加登録者がありました。 学術講演会は、特別講演2題、シンポジウム、口頭発表37題、ポスター発表83題のほか、弊社を含め3メーカーによるランチョンセミナーが行われ、広範囲にわたる内容の発表でたいへん盛況でした。 大会長は、日本大学松戸歯学部歯科理工学講座の根本君也教授でした。 特別講演1は、「タンチョウの四季」と題し、ヒマラヤを超えるツルの撮影にも成功し、プロジェクトXにも出演された写真家の林田恒夫氏により、四季おりおりのタンチョウの姿をダイナミックな写真で紹介されました。 特別講演2は、「Optical Properties of Esthetic Restorative Materials」と題し、 Department of Dental Biomaterials Science, College of Dentistry, Seoul National UniversityのYong-Keun Lee先生により、審美的修復材料の光学的特性について講演されました。 シンポジウムは、「Calcium Phosphates as Biomaterials」と題し、日本大学松戸歯学部保存修復学の池見宅司教授を座長に、海外から3人の先生方をシンポジストに、また、急遽、菅野直之助教授(日本大学歯学部歯科保存学III)も参加され、歯質や骨の再生など生体材料としてのりん酸カルシウム系材料の現状と今後の歯科医療への展望について講演され活発な討論がなされました。 口頭発表・ポスター発表では、セラミックス、レーザー、合金、細胞・組織、接着、レジン材料、表面改質、CAD/CAM等、多岐にわたるテーマの発表がありました。 また、ランチョンセミナーにおいて、「G-ボンドの開発とその特長」と題し、弊社研究員により詳細な製品説明をさせていただきました。 なお次回大会は、2005年9月に「長崎ブリックホール」にて開催される予定です。大会長は長崎大学大学院医歯薬学総合研究科の久恒邦博教授です。 |