4月11日(土)・12日(日)の両日にわたり、東京・タワーホール船堀にて「第53回春季日本歯科理工学会学術講演会」が開催され、約500名の参加登録者がありました。
学術講演会は、特別講演4題、口頭発表31題、ポスター発表75題が行われ、広範囲にわたる内容の発表でたいへん盛況でした。
大会長は、東京医科歯科大学生体材料工学研究所金属材料分野の塙隆夫教授でした。
特別講演1は、「Correlation of surface characteristics of dental materials and its application in dentistry」と題し、明海大学歯学部機能保存回復学講座歯科生体材料学分野教授の中嶌裕先生を座長に、Professor, School of Dentistry, Seoul National UniversityのDr.Bum-Soon Limにより、歯科材料の表面性状とその応用について講演されました。
特別講演2は、「口腔計測のための新規センシングデバイス」と題し、本大会長の塙隆夫先生を座長に、東京医科歯科大学生体材料工学研究所教授の三林浩二先生により、口臭センサーを始めとする、最新のバイオセンシング技術や今後の展望について講演されました。
特別講演3は、「韓国歯医学教育の現状」と題し、特別講演2と同様、本大会長の塙隆夫先生を座長に、慶北大学校歯医学専門大学院歯科生体材料学教室教授の金教漢先生により、流暢な日本語で、韓国における歯科医学教育と歯科理工学の現状について講演されました。
特別講演4は、「インパクトファクターの仕組み?学術ジャーナル指標と論文評価について」と題し、鹿児島大学大学院医歯学総合研究科歯科生体材料学分野教授の伴清治先生を座長に、トムソンロイター社の宮入暢子氏により、インパクトファクターの仕組みや学術雑誌指標の本来の目的と意義等について講演されました。
弊社社員も、「新規仮着材による最終合着への影響」と題し、ポスター発表をさせていただきました。
企業展示では、注入型多目的レジン「プロキャストDSP」、コンポジットレジン修復に使用する「G?ボンドプラス」や「MIフロー」、レジンコアに使用する「ファイバーポスト」や「ユニフィルコアEM」の新製品を展示させていただき、多くの先生方にお立ち寄りいただきました。
なお次回大会は、2009年10月1日(木)・2日(金)に「かごしま県民交流センター」にて開催される予定です。
タワーホール船堀
会場入口
A会場
ポスター会場
ポスター発表
企業展示