9月18(木)から21日(日)の4日間にわたり、オーストラリアのシドニー・コンベンションセンターにて、「FDI第91回年次世界歯科大会」が開催され、世界各国から約8,000人の参加登録者がありました。 9月18日の開会式では、2年間の任期を務めたラテナネサン会長から、今大会からの就任となるユン会長へのバトンタッチが行われました。また、2005年のモントリオール大会からの次期会長に、FDI史上初めての女性会長として、ベルギーのミッシェル・アーデン女史が選出されました。この他、恒例の各国の国旗入場では、地元のオーストラリアが馬に乗ったカウボーイのスタイルで登場したり、3人の歌手によるオペラや先住民アボリジニの音楽と舞踏が行われるなど、オーストラリアでの開催を楽しめる催しがありました。 併催の展示会は、昨年を上回る280社が出展。ジーシーは入口近くに広いブースを設け、グラスアイオノマーセメントやグラディアなどの主力製品を並べたコーナーと、MI(Minimum Intervention)関連製品コーナーの2つのスペースで展示を行いました。特にMIコーナーでは、サリバチェックバッファ検査セットを使ってカリエスチェックを体験していただき、連日列ができるほどの大盛況となりました。 ジーシーは開会の前日に、FDIメイン会場にてセミナーを開催。"Recognize Regenerate Repair-Dentistry for the 21st Century Dental Team"と題し、オーストラリアの歯科界でご活躍中の5名の演者を招き、500名もの先生方にお集まりいただきました。 また、開会式前日には、日本歯科医師会主催、日本の4メーカー後援による恒例のジャパンナイトが、スターシティホテルにて開催されました。今回も定刻前から多くのお客様が列をなし、700名を超えるお客様を集め、盛大なパーティとなりました。 なお次回大会は、2004年9月にインドのニューデリーにて開催される予定です。 |