8月24日(水)~27日(土)の4日間にわたり、カナダのモントリオール・Palais des Congress de Montreal(モントリオール国際会議場)にて、「FDI第93回年次世界歯科大会」が開催され、世界各国から約14,500人の参加登録がありました。 開会式では、前会長のDr.Heung-Ryul Yoon氏、今大会からFDI史上初の女性会長になられたDr.Michele Aerden氏および他の役員からのご挨拶があり、Dr.AerdenはQOL向上のためには、Oral Health Careが極めて重要であり、Oral Healthは全身の健康の基礎となることを強調されておられました。 同時開催の展示会には、昨年を上回る約330社が出展。ジーシーも主要ブースの一つとして4日間の展示を行い、「G-ボンド」、「グラディアダイレクト」、「G-ライト」、「MIペースト」を中心にご覧いただきました。 また、ジーシーは26日(金)に「Evidence-Based Approach to Dental Materials Selection」と題したGCシンポジウムを開催し、500名のご参加をいただき大盛会でした。 始めにアイオワ大学のJane Chalmers助教授より、高齢化とカリエス増に対する高齢者予防の重要性についてお話しがあり、特にMIペーストの役割を高く評価いただきました。 次にワシントン大学のJoel Berg教授より、グラスアイオノマーの臨床における高い評価についての講演がありました。 最後にボストン大学のDan Nathanson教授より、接着歯科における材料選択のポイントについて講演があり、操作の簡単な点、高い接着性からG-ボンドに高評価をいただきました。 なお次回大会は、2006年9月22日~25日に中国のシンセンにて開催される予定です。 |