「GC友の会 学術講演会 東京特別講演会」を開催しました

  10月12日(月・祝)に、東京都・ベルサール八重洲 Room ABCにて、「GC友の会 学術講演会 東京特別講演会」を開催し、定員を上回る137名の参加登録があり、たいへん盛会でした。   「Preservative Dentistry 非侵襲、最小の侵襲のMI歯科治療」というテーマにて、 ドイツ・ミュンヘン大学保存修復・歯周病学講座のReinhard Hickel最高級教授にご講演いただきました。

  Hickel教授は、IADRのヨーロッパ地区の現会長、ドイツ保存学会の名誉会員、AOD(Academy of Operative Dentistry)のヨーロッパ部門の次期会長等々の要職に就かれており、大変お忙しい中今回の特別講演のために来日いただきました。

  医科で高い評価を得ていた侵襲を最小限にとどめる治療方法が、ここ数年歯科でもPreservative Dentistryという言葉で集約されるような治療へと向かいつつある。非侵襲の処置方法にはフッ化物塗布、オゾン殺菌等があり、う蝕除去にも細いバーの使用、化学薬品によるう蝕象牙質の除去等の低侵襲な手法があり、歯髄保存、小さな窩洞形成がよりよい結果を導き出している。MI歯科治療は、ドリリング・充填先行からの脱却、リプレイスではなくリペアーへのシフト、新しい技術・処置の習得、そして何より患者中心の治療であると説かれました。

  展示コーナーでは、ナノハイブリッドフロアブルコンポジットレジン「MIフロー」、親水性ハイブリッドシリコーン印象材「フュージョンII」、「ルシェロシリーズ」や「MIペースト」等の予防関連製品、ホームホワイトニング材「ティオン ホーム」他の展示を行い、多くのお客様にご覧いただきました。

ベルサール八重洲

ベルサール八重洲

満員の講演会場

満員の講演会場

Reinhard Hickel教授

Reinhard Hickel教授

展示コーナー

展示コーナー