5月18日(日)に横浜市・新都市ホールにて、「GC友の会 横浜講演会」が開催され、330名を超える多くの先生方にご来会いただきました。 今回は、「今求められる審美歯科」をテーマに、福岡県北九州市・下川公一先生、山口県下関市・大村祐進先生、福岡県宗像郡・水上哲也先生の3名の開業医の先生に、ご講演いただきました。 下川公一先生には、「咬合と歯周組織の安定を目指した審美歯科治療 -情報化社会を迎えて-」の演題にて、患者さんが望む治療方法や知りたい情報をいかにして患者さんに伝えるかという「インフォームドコンセント」の重要性や、美しさという審美だけではなく口腔機能に調和した審美について、ご講演いただきました。 大村祐進先生には、「審美補綴における歯周組織のマネージメント -より自然観のある辺縁歯肉の構築-」の演題にて、日常臨床で補綴治療を行う際に遭遇する様々な病態、歯肉の炎症や歯肉縁の位置・形態を改善し高い審美性を獲得するための歯周組織に対するアプローチの方法などをご講演いただきました。 水上哲也先生には、「インプラントと天然歯の調和を求めた審美修復」の演題にて、残存天然歯との共存、残存天然歯の延命といった治療目的を与えながら形態的・機能的に調和を取る必要があることについて、さらにビデオを用いながらインプラント埋入の一次・二次手術の実際についてのご講演いただきました。 3名の先生のご講演の後、シンポジウムとして、先生方が日頃行っている患者さんへの治療説明方法などのディスカッションが行われました。 会場内の展示コーナーでは、「ジーシーインプラントRe」やMFRハイブリッド硬質レジン「グラディア」、新製品のコンポジットレジン「ソラーレ」「ソラーレP」「ユニフィルフロー」「ユニフィルローフロー」、患者さんとのコミュニケーションアップに有効な口腔内カメラ「クリスタルカムII」、歯面状態認識装置「ダイアグノデント」など、話題の製品を多数ご覧いただきました。 |