5月19日(日)に、東京国際フォーラムB7にて、「GC友の会 学術講演会 東京講演会」を開催し、定員となる1,095名のお客様にご来会いただきました。
今回は、「歯肉は元気!おもしろい!?ブラッシング指導から歯周治療まで?」 をメインテーマに、講演およびパネルディスカッションを行いました。
はじめに、コーディネーターの、東京都東村山市でご開業の三上直一郎先生から、今回の講演会の趣旨を説明いただくことから会をスタートいたしました。
次に、東京歯科大学名誉教授の下野正基先生から、「健康な歯肉と歯肉の防御機構について」という演題にて、歯周組織の健康を守るために歯肉に備わっている、さまざまな機能および、炎症によって変化する歯肉の色や形の意味、そして歯肉が治る時の特徴を歯周組織の変化とあわせて分かりやすく解説いただきました。
引き続き「ブラッシング指導・歯周治療での歯肉を診るポイント」というテーマで、最初のパネルディスカッションを行いました。
パネラーとして、神奈川県横浜市今村歯科医院ご勤務の歯科衛生士・今村幸恵先生、同じく鈴木歯科医院ご勤務の歯科衛生士・磯崎亜希子先生のお二方にもお入りいただき、ケースプレゼンテーションから、炎症歯肉の色や形、歯肉の軟らかさ・硬さ、縁上のプラークコントロールの大切さをキーワードに、歯肉の診方の勉強法についてディスカッションいただきました。
休憩、ジーシーからの新製品のご案内をはさんで、「なかなか改善しない歯肉・患者さんへのブラッシング指導のポイント・治療のポイント」というテーマで、2番目のパネルディスカッションを行いました。
歯周組織の破壊・力のコントロールについて、指導が難しい患者さん・変わらない患者さんへの対応について、ストレスがありなかなか治らないケースについて、ケースプレゼンテーションをはさみながらディスカッションを行い、最後は来場頂いた方からの質疑応答も行いました。
満員の会場
パネルディスカッション
三上直一郎先生
下野正基先生
今村幸恵先生
磯崎亜希子先生
展示ブース