噛む力を測定したり、パネル展示やクイズ大会などを通して、噛むことの大切さを楽しみながら学ぶ健康イベント「しっかり噛んで健康家族」(NHK文化センター主催、日本咀嚼学会、日本チューインガム協会後援、ロッテ協賛、日本歯科医師会、地区歯科医師会、ジーシー協力)が5月3日~5日、東京・渋谷のNHK放送センター正面玄関前広場で開催されました。平成8年5月から全国主要都市で開催、11年目を迎える今年度も全国16会場で実施されます。参加無料。 5月3日~5日は何れも晴天に恵まれ、3日間での参加者数は540名となりました。今年度は16会場合計で6,300名の参加者数を見込んでいます。(前年は15会場5,400名参加) 同イベントは、1、噛む力を測定し競い合うチューイング・コンテスト、2、歯科医師によるカウンセリング、3、噛むことをテーマにしたクイズ大会などを通じて、広く一般の方に「噛むことの大切さ」をゲーム感覚で楽しみながら理解してもらおうというものです。チューイング・コンテストは咬合力測定器(GCオクルーザー/デンタルプレスケール)で咬合力を測定し、希望者は歯科医師によるカウンセリング受け、全員参加の噛むことをテーマにしたクイズ大会が行われ、コンテストの上位入賞者には、実行委員会による認定書とお菓子などの豪華な詰め合わせがプレゼントされます。また参加者全員には、各自の噛合せのデータがプリントされたフィルムと参加賞がプレゼントされます。 噛み合わせのバランスが崩れることで、頭痛や肩凝り、痴呆が進行するなど、噛む能力と健康状態とに深い関わりがあることは広く知られております。現代人はよく噛んで食べる習慣がなくなってきたといわれ、特に子供は軟らかい食べ物が多く、しっかり噛んで食べることが疎かになっており、児童を取巻く食生活環境全体の改善が訴えられております。 |