6月10日(木)、東京都文京区・文京シビックホールにて「歯と口の健康づくり2010」が開催されました。本イベントは、幼児、児童、学童のむし歯予防に対する指導的立場にある人を中心に、その趣旨を明確にし、啓発を促すために毎年実施しているもので、昭和38年の第1回「文京区歯の祭典」から数えて48回目を迎えました。主催は文京区学校歯科医会、小石川歯科医師会、文京区歯科医師会、文京区教育委員会、後援は文京区、協賛は文京区立小・中学校PTA連合会、文京区学校保健会でした。
第1部では、鶴見大学歯学部教授の朝田芳信先生が「これからのむし歯予防?小児期だからこそ重要なフッ化物の応用?」と題したご講演を行われました。本講演では、歯の発育時期や交換時期、むし歯になりやすい時期などが提示され、効果的なフッ化物の応用法が紹介されました。
第2部「よい歯の表彰」では、歯科健診において優秀な成績を修めた幼稚園、小学校、中学校および個人に対し、よい歯のバッジや表彰状が授与されました。また、むし歯予防のポスター・図画については、今年も1200名を超える応募があり、小学校低学年、小学校高学年、中学校からそれぞれ金賞1名、銀賞1名、銅賞2名が表彰されました。受賞作品は表彰式で大きく映写された他、ロビーにも展示され、来会者の方が鑑賞されました。
開会の辞
よい歯の図画・ポスター展
表彰式
表彰式