日本品質管理賞の授賞式が行われました

 2004.11.10

日本品質管理賞の授賞式が行なわれました

11月9日経団連会館において、(株)ジーシーの『日本品質管理賞受賞』授賞式が行なわれました。
日本品質管理賞とは、1969年10月に東京で開催された世界初の品質管理国際会議(ICQC '69 Tokyo)を記念して、この会議開催の意義を永く将来にわたって維持 し、より高めるとともに、品質管理の一層の発展を図ることを目的として、同会議の剰余金を基金として創設されました。1970年のトヨタ自動車工業株式会社をはじめとし、これまでに延べ17社が受賞しています。受賞の対象は、デミング賞実施賞を受賞した後、受賞年度を含めて3年以上「TQM」を継続的に企業目的を達成しつつある企業または事業部に対して年度賞として授与される賞です。

選考理由として、以下のように述べられております。
「同社は、歯科関連機械・器具の製造販売を主な事業としており、1967年に品質管理を導入し、1981年、創業時からの普遍的社是「施無為」を体現した経営理念「社会貢献、品質第一、なかま集団」を掲げて全社的品質管理GQCを導入宣言して以来、TQMを同社の経営管理手法の中核に据えて経営にあたり、2000年にデミング賞実施賞の栄に輝きました。その後も受賞時に高く評価された特徴をさらに進化させる一方、改善指摘事項を真摯に受け止めて、社長のリーダーシップの下、TQMを継続推進して経営成果を上げています。すなわち、2010年ビジョン達成のための中期経営計画の立案に基づく方針展開を着実に実施し、新技術・新製品開発、工場革新プログラムによる生産性向上、現場品質保証体制の整備、生産管理システムの革新、ITを活用した情報の一元化、スキル一覧表に基づく人材育成、品質マネジメント、環境マネジメント等の卓越した品質経営を積極的に推進して着実に経営成果を上げています。」

今後もGQMの更なる推進を図り、企業品質の向上を目指してまいりますので、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。