6月17日大阪市・梅田ステラホールでGC友の会学術講演会「大阪シンポジウム」を開催致しました。お天気にも恵まれ826名様にご参加頂きました。誠にありがとうございました。弊社の大阪地区でのイベントと致しましては過去最高のご出席者数となりましたが、一方で、窮屈な会場内、トイレの混雑等がございました。大変申し訳ございませんでした。 シンポジウムのメインテーマは「だからペリオは面白い~歯周治療のストラテジー~」で、埼玉県ご開業の内山茂先生にはコーディネーターとご講演をお願い致しました。先生のご講演は「SPTの戦略」のテーマでSPT(Supportive Periodontal Therapy)時における炎症抑制に焦点をしぼり、特に歯肉縁上の歯面清掃としてPMTC、歯肉縁下のプラーク除去として歯周デブライドメントの術式、及びこれらの臨床効果についてご講演頂きました。 大阪府ご開業の山本浩正先生には「ペリオはスポーツだ!」のテーマで、歯周治療をスポーツにみたて歯周動的治療(攻め)と、その後のメインテナンス(守り)について、攻めと守りのバランスの取れた治療でいい汗をかきましょう!と、ご講演頂きました。 東京歯科大学病理学講座下野正基教授には「歯肉はダイナミックに変化する」のテーマで、歯肉の細菌侵入を阻止する防御機構、歯との接着機構、細胞交代(ターンオーバー)による恒常性維持などの働きについて分子レベルで解説頂きました。 ディスカッション・まとめでは、三人の先生方に予めご準備頂きました「よくある質問」をご発表、ご説明頂きましたが、シンポジウムの締めでは、特に、沢山ご出席頂きました歯科衛生士の皆様に対する期待、励ましの言葉を頂きました。 |