5月29日(日)に、宮城県建設産業会館(仙台)にて、「東日本大震災復興応援講演会 GC友の会 学術講演会 仙台講演会」を開催し、東京都港区でご開業の高輪歯科の加藤正治先生にご講演いただき120名の先生方にご参加いただきました。
3月11日に発生いたしました東日本大震災の影響を考慮し開催中止の検討も致しましたが、学術情報の提供という形で協力させて頂くために「東日本大震災復興応援講演会」と題して開催させて頂きました。
まずは、『MIフィリングシステムの臨床 ?そのサイエンス&テクニック?』と題して、日本大学歯学部 保存学教室修復学講座教授の宮崎真至先生ご監修の映像をご覧いただき、コンポジットレジン充填を成功に導くためのテクニカルヒントとして、「充填方法」、「使用する器具」、「インスツルメント」、「研磨」など、明日からの臨床にすぐに役立つ内容をご紹介いただきました。
その後、加藤正治先生ご監修の映像『発想の転換で進化するプロフェッショナルケア ?視点が変わる・意識が変わる・ケアが変わる?』を上映し、口腔の健康が全身の健康に大きく寄与すると言われている現在、定期健診から治療後のメインテナンス、SPTなどで多くの患者さんが受けているプロフェッショナルケアを、侵襲が少なく効果的に、そして、効率よく行う手法や考え方について、ご紹介いただきました。
更に、加藤先生より、「パーソナライズド・プロフェッショナルケアの可能性を探る」と題して、「考えるプロケア」を実践するために必要な「実感を得るための簡単な実験」、「臨床検査の有効活用」、「素材に応じたメインテナンス」、「セルフケア用品の院内処方」等のテーマにスポットを当てながらチームを構成するスタッフの共通認識と協力体制を高め、価値のあるパーソナライズド・プロフェッショナルケアを目指す取り組みについてご紹介いただきました。
会場外観
受付風景
展示風景
講演風景
歯磨剤研磨実験風景