3月22日(水)?25日(土)の4日間にわたり、米国・サンフランシスコのMoscone West にて「第95回IADR総会」が開催されました。IADRとは、The International Association for Dental Researchの略で、世界のほとんどの国々から約11,000人の会員を擁する歯科界最大の学会です。
今回は、口頭1,121題、ポスター2,946題、計4,067題の演題数があり、シンポジウム53題、ハンズオン11題等、内容豊富で、総登録者数5,828名と大変多くの参加登録があり盛会でした。
グラスアイオノマーセメントの17件、コンポジットレジン及びボンディング材の13件、レジンセメント及びプライマーの4件をはじめ、CAD/CAM及びセラミックスに関する発表も17件あり、合計72件のジーシー製品に関する発表が行われました。また弊社の研究員も7題のポスター発表行い、世界の研究者の方々と多くのディスカッションをさせていただきました。
今回のIADRでは、GC主催で老年歯科に関するシンポジウムを主催致しました。
本シンポジウムは、シンガポール大学歯学部長の Finbarr Allen教授が「Adhesive Concepts and Minimally Invasive Approaches to Toothwear Management」の演題にて、ロンドン大学キングスカレッジの Avijit Banerjee教授が「Minimally Invasive Approaches to Caries Management in Older Adults」の演題にて、クイーンズ大学ベルファストの Gerald McKenna先生 (上級講師)が「Functionally Orientated Treatment Planning for Older Adults」の演題にて、香港大学の Edward C.M. Lo教授が「Policy Implications and Future Directions for MID」の演題にて、それぞれの演者の日頃のご研究と数多くの臨床経験から、高齢者のう蝕マネジメント、歯牙磨耗、部分的歯牙欠損に対するエビデンスについて解説され、考察が行われました。各症状に対してMI歯科治療の役割が検討され、サバイバルレートやQOLに対する影響、コストパフォーマンスを含めて議論がされるなど、4名の先生方が今後の老年歯科医療について様々な視点からお話しされました。
併設の展示会場では、歯科器材メーカー展示27件、大学・非営利団体展示38件の合計65件の出展がありました。
ジーシーブースでは、海外で販売している「G-CEM LinkForce」、「G-Premio bond」、「Tempsmart」、「initial Lisi」、「EQUIA Forte」などを展示し、多くのお客様にお立ち寄りいただきました。
また、今回も恒例のJADR様とGCによるJapan Nightが開催され、約460名の皆様にご参加いただき、大変盛況な会となりました。
会場:Moscone West
ウエルカムレセプション
オープニングセレモニー
ポスターおよび展示会場入口
ポスター会場
GC研究員によるポスター発表
ジャパン ナイト レセプション
IADR会長(Jukka Meurman教授)ご挨拶
ジャパン ナイト レセプション会場
GC 展示ブース