6月2日(木)・3日(金)の両日にわたり、札幌市・札幌コンベンションセンターにて「日本歯科保存学会2005年春季学会(第122回)が開催され、約1,000名の来場者がありたいへん盛会でした。 学会では、シンポジウム1題、認定医研修会1題、口演発表60題、ポスター発表124題、セミナー2題、臨床セッション6題が行われました。 大会長は、北海道大学大学院歯学研究科口腔健康科学講座歯科保存学の佐野英彦教授でした。 シンポジウムでは、「コンポジットレジンの接着」と言うテーマにて4名のシンポジストによる講演及びディスカッションが行われました。 始めに東京医科歯科大学名誉教授の中林宣男先生より「接着機構について」、次にブラジル・サンパウロ大学バウル校のRicardo M. Carvalho助教授より「接着材の現状について」、さらにベルギー・ルーベンカソリック大学のJan De Munck先生より「接着材の長期耐久性について」、最後に大会長の佐野英彦教授より「接着材の将来展望について」それぞれ講演があり、引き続き活発なディスカッションが行われました。 なお次回2005年秋季学会は、日本歯科保存学会設立50周年記念大会を含めて11月23日(水・祝)~25日(金)に東京国際フォーラムにて開催される予定です。大会長は、昭和大学歯学部の久光久教授です。 |